シングルパパの歩き方、ときどき走り方-PhotoGrid_1383529419576.jpg

秋晴れに恵まれた文化の日。
恒例の学童保育対抗運動会が行われました。

うちの市は学童保育所に対する熱意がとても高く、この運動会も今回で34回目を数えるという大イベント。
昨今の運動会ではあまり勝ち負けをつけないようですが、この学童運動会は全9学童が子供も親も真剣勝負のガチンコ運動会なのです。

そして真剣勝負といえばもうひとつ、お弁当作り(^^;
運動会お弁当の重箱をカラフルに彩るべく、とーちゃんがんばりました。
おにぎりと唐揚げと卵焼きという、ベタなお弁当になっちゃったけど、唐揚げは子供のリクエストだし、よろこんでくれてよかったです。

運動会は朝から各競技で見ごたえのある戦いが繰り広げられ、子供が真剣に走る姿や、大人のマジバトルに感動しました。
子供はもちろん、大人も全部採点競技なので手が抜けないんですよね。
この運動会のためにどの学童も事前に何度も練習会をやっていて、チームワークは抜群です。
「台風の目」という競技の棒回しは早い早い。練習していないとここまでできません。

うちの子供も出場競技でがんばっていました。
3年生なのでこれが最後の学童運動会になります。
「出たとこ勝負」(3色の玉をくじ引きでひいて出た色のコーンを回って走る)では最後に少し足がもつれてたけど、きちんと次の子につなぐことができました。

そして大詰めの競技、大人リレー。
今回、僕は学童の大人リレーチームの選手選考から取り仕切らせていただきメンバー選びや練習会などこの日に向けて準備を進めてきました。

一昨年は大人リレーが足を引っ張り子供たちに泣かれ。
昨年は全体では優勝したものの大人リレーは無念の2位。
この借りを返すときがとうとうやって来たぞと。

タイム測定で速いお母さんがたくさんいらっしゃって、お父さんメンバーも今回粒ぞろい。
僕も今回50メートルで6秒4のタイムで全お父さん中最速だったのであつかましくも3年連続メンバーに入れさせてもらいました。

事前にバトン練習や小学校の狭いトラックを想定したコーナー練習もやり、メンバーも準備も磐石の体勢で本番に臨みました。

普通に走れば絶対負けない。
しかしリレーは何があるかわからない。
そんな心臓バクバクの中いよいよスタート。
一走のお母さんが勢いよく1コーナートップに立ち1位でバトンパス。
バトンリレー後は勢いあまって倒れこむ、この魂の走りで素晴らしい流れを作ってくれました。

いくら速いメンバーといっても狭いトラックのコーナーではそう簡単には抜けないのです。
逆に先頭にたってしまえば相当有利。
運動部出身のママたちがさらに差を広げ僕のところにバトンが回ってきました。

男子一走とアンカーはトラック一周です。
子供たちの大声援を受けながら夢中でトラックを周りました。
後ろを見る余裕はなかったのですが、後から聞くと後続に少し差をつけることができたようです。

後のメンバーがさらに差を広げアンカーが余裕をもってウイニングラン。
歓喜のテープを切り、子供たちの前でとうとう大人リレーの優勝を果たすことができました。

「パパ速かったよ」
その子供の言葉がなによりのご褒美ですかね。
短い距離でもまだまだ若いモンには負けんっ!
そして忙しい中練習に参加していただき当日ベストの走りをしてくださった素晴らしいメンバーの皆さんにあらためて感謝です。

全競技が終了し今回結局うちの学童は9学童中4位となりました。
今年は3学年中1年生が多いメンバーだったので健闘したと思います。
それでも悔し涙を流す子供たちの姿に、来年は絶対勝ちたいという気持ちが親子みんなの目に浮かんでいました。

運動会のあとは祝勝会?残念会?になだれ込み、勝利の美酒とはいきませんでしたが、大人も子供も大いに盛り上がりました。

そんなわけで5時前に起きて夜の飲み会まで、長い長~い1日でしたが、無事恒例の大イベントを終えることができましたよ。

一夜明け今日は二日酔い気味で抜け殻状態。
今日は雨の休日になりそうなので、1日ゆっくり休んで回復したいなあと思っています。