昨日は職場の送別会だった。

職場の飲み会には、普段はなかなか行けないのだが、今回は自分自身異動する身なので、謹んで参加させていただいた。

子供たちは埼玉の義理実家に無理言って預かっていただき、昨日今日はお泊まり。

久しぶりに顔を出す飲み会は、仕事終わりに居酒屋でビール飲めるというだけでもありがたいと思った。
そっかあー、繁華街の飲み屋ってこんな感じだったよね。
カンパーイとかしてぱちぱち拍手したり、ピッチャーのビールをお酌して回ったり、まあ普通なんだけど、自分にとってみると久しぶりすぎて、社会見学というか初めて日本に来た外国人というか、何かそんな感じ。

自分自身そんな感じでキョドキョドだったし、同じ職場の人たちと飲んだりプライベートの話をする機会もほとんどないので、アウェイ感で落ち着かないうちに、あっという間に飲み会は終了。

異動者はご指名で少し挨拶させていただいたが、話すことを何も準備してなかったので大したことも言えなかった。
最終日にあらためてフロアで挨拶があるので、考えておかなければ。
何せ多少職務や所属名は変わったにせよ、実質上21年も在籍した職場だから、掘り起こせば話したいことは山ほどある。
頭の中整理しておこう。

その後上司にさくっと二軒目にお連れいただき、それがお開きになり、ひとりで家に帰ったら、当たり前だが誰もいなくてガランとしていた。
動いているのは水槽の金魚だけ。

朝起きて、少し二日酔いが残る頭でシャワーを浴びて、着替えて出勤。
ただ自分の用意だけしたら終わりという朝は何かあまりにもやることが少なくて変な感じ。

毎日子供たちを起こし食事を用意し、やいやい言いながら子供を送り出し保育園に連れていく。
それはもう大変は大変なんだけど、それが当たり前の日常で、子供たちとの生活が自分の全てなのだな、と改めて気づかされた。

僕はあいつらがいなければ用なしの抜け殻みたいなものだ。
いつも怒鳴ったり怒ったり、子供に煩わせられて、自分の生活は子供たちにジャマされてばかりと思っていた。
しかしそれが僕のアイデンティティーそのもので、実は自分が子供たちのおかげで生かされているんだな、と思い知った。



今日は仕事が終わったら義理実家に子供たちを迎えにあがる。
チビ二人をとっつかまえて、嫌がられても思いっきりギューしてやろう(^^)