前回のブログでちらっと触れた、出産についての内容です
長文ですので、興味の無い方はスルーしてくださいませ
まず始めに、2015年に長男、2017年今月に次男を出産しましたが、長男はかなりの難産で、正直もう産めない!!と思っていました
そんな中での今回の妊娠は、もちろん嬉しかったし楽しみでしたが、体験している分、出産への恐怖心もかなり強かったです
そこで、今回の出産は無痛分娩にしようと決めました
計画無痛分娩でしたので、38週頃で出産予定日を設定して前日に入院し、順調に行けば次の日に生むという流れでした
☆入院当日
検診同様に検温やモニター、診察などを終え、子宮口を広げるためにバルーンを入れました
この時点で子宮口2cm。3cm以上になれば自然に抜けてくると説明されました
長男の時に経験し、激痛だったので恐れていましたが、ある程度子宮口が開いていた為か、今回は殆ど痛みなく過ごしました
その後バルーンが抜けましたが子宮口は変わらずで、夕方再挿入
当日麻酔を入れるカテーテルも背中から挿入しました
私は注射が苦手ではないので、硬膜外麻酔の処置はそこまで痛くなかったです
バルーンは夜には抜けましたが、子宮口は2cmのまま
陣痛が来る気配もなく赤ちゃんの位置もまだ高いとのことで、明日産めるのか少し不安になりながらも、この日はそのままゆっくり休んで翌日に備えることとなりました
ところが日付が変わったあたりから、少しずつ生理痛のような不規則な痛みがまだまだ我慢できる痛みだったので特に報告はせず・・・
それでも痛みで、夜は殆ど眠れませんでした
☆出産当日
翌朝トイレに行くとおしるしが
7時頃、当日は絶飲食なので点滴を開始し、モニターを付けると、どうやら規則的な陣痛が始まっているようでした
この時6分間隔痛かったですが、まだ呼吸法で耐えられる程度でした
内診してもらうとまさかの子宮口は2cmのまま
しかし赤ちゃんがかなり降りてきているとのことで、経産婦だから早いかもしれないと言われました
モニターの後、促進剤の投与開始と同時に麻酔も使ってもらうことに
9時頃、分娩室に移動し内診すると子宮口は4cm、自然にいい陣痛がきているので、促進剤は使用せずに麻酔を開始
この時既にかなりの痛みで、やっと痛みから開放されると思いました
しかし何分経っても麻酔が効いてくる気配がなく、むしろ陣痛はどんどん強く、間隔も短くなっていました
10時頃、位置が悪いかもしれないと、麻酔のカテーテルを入れ直し、再度麻酔を入れてもらいました
今度はなんとなーく足の感覚が鈍くなりましたが、陣痛の痛みは殆ど変わらず、効いているとは思えない程の痛みが2~3分感覚でやってきました
先生も、「おかしーなーあなたはカテーテル入れやすいしやすいタイプだし、しっかり入ってるんだけどなー
」
と、何故効かないのか、原因はハッキリわからずでした
「これ以上入れ替えしても仕方ないので、頑張って早く産んじゃおう」
と言われ、私も麻酔が効かないのならもう早く産んでしまいたいと思い、「はい!」と即答(笑)
11時頃、陣痛を助ける程度にほんの少しだけ促進剤を開始内診すると子宮口は8cm
この時にはもう痛くて痛くて、いたーいと叫んでいました(笑)
そしてそのまま人工破膜破水すると桁違いの痛みが1分感覚に
11時半頃には子宮口全開大しかしここからがとにかく長く感じました
いきみ始めていいよと言われましたが、そこまで赤ちゃんが降りてきていない為いきみたい感覚はまだなく、何度いきんでも出てきてくれません
とにかく痛くて、痛い痛いと絶叫無痛分娩のつもりでいたので、麻酔が効かず半分パニックになっていたのかもしれません(笑)
「痛いのはわかるけど、痛い時にいきまないと産まれないよ」
と何度も助産師さんに怒られ、とにかく気合でいきみました
赤ちゃんが苦しいからと酸素マスクも付けながら、いきんでもいきんでも産まれる気配はなし
どうやら赤ちゃんの回旋異常であることが発覚正しい向きで回転出来ていないので、吸引することに
私の場合は、吸引の器具を入れたりお腹を押されたりするのは気持ち悪く吐きそうにはなりましたが、痛みは陣痛の方が勝っていてそれ程には感じませんでした
激痛の中、いきむと同時に吸引、馬乗りでお腹を押されながら、12時37分、やっと出てきてくれました~
痛みから解放され赤ちゃんを抱いたときは、とっても幸せな瞬間・・・のはずが後陣痛もかなり痛くて、痛み止めの薬を貰えるまではぐったりでした
会陰切開はしましたが、吸引分娩の割には傷は軽くてすみました
ということで、無痛分娩のはずがまさかのほぼ自然分娩(むしろバルーンに促進剤に吸引と、盛りだくさんで??)となり、次があったら自然分娩で大丈夫だねなんて言われちゃいました
めちゃめちゃ痛かったのに、無駄に高いお金を払った今回の出産
それでも振り返ってみると、母子ともに元気で、結果的にトータル5時間程の安産でした
これから無痛分娩される方、迷われている方、安心してください麻酔が効きやすい人とそうでない人がいるのは事実ですが、私のように殆ど効かないなんてことは滅多にないそうです
一人目が難産で、次の出産が怖いと思われている方、経産婦なら分娩時間は殆どの場合短くなります会陰切開の傷も小さくて済むはず
そして終わってみると、痛みは忘れてしまって、可愛い我が子に癒される日々が待っています
読んでいただいた方々が安産で、それぞれの理想の出産ができることを願ってます
拙い文章、長文にお付き合いくださりありがとうございました