暦はようやく9月にさしかかりました。

 

つまり・・・

気候的には晩夏から初秋への移行時期だから

確かに朝晩の気温は和らぎつつあるのですけど

日中の日差しはまだまだきついよね・・・

 

けど、台風一過とは言ったもので

日中に吹く風が心地よく思えているのは

盛夏より湿度が下がったからなんだろうか・・・

 

この晩夏から初秋にかけては

秋野菜や冬野菜の作付準備になりますね

キャベツ・白菜・小松菜などアブラナ科の葉菜類

人参・大根・ジャガイモなどの根菜類以外に

イチゴの苗取・植え付けや、

豌豆・ソラマメなどの豆類ですね

 

これに加えて

我が家では小麦の作付けがありますまずが

大雑把には把握はこんな感じですかね

 

秋冬野菜は・・・終わり・・・つまり

春先になって抽苔を迎える品目は

概ね収穫時期が決まっているものです

 

そこを逆算して植え付けないといけないから

作付けが遅くなる=収穫に響くということ…ですね

 

だからね

この晩夏から初秋は葉物野菜の苗つくりが先となり

もし、秋ジャガイモを育てるのなら今が植え時です

 

多少時期が遅くなっても大差ない野菜といえば

小松菜・大根・人参・ほうれん草など

 

晩秋のころのなるとイチゴの植え付けと豆類と小麦

 

ととはいってもね・・・・

まだ夏野菜が終わっていないのだから

畑の畝が空く場所などないんだけどね・・・(;^_^A

 

初夏から収穫が始まっていたブルーベリーの収穫は

予想通り

新しく実を付けないから当然収量が減ってくるよね

 

それ以外の収穫といえば

トマトは暑さで枯れました・・・

ナスは植え付けが遅かったせいか切り戻しすることなく

今育ってきたので収穫が始まったけど・・・

 

数あるナス品種のなかでも「緑ナス」という品種です

肉質柔らかくおいしい品種の一つです

特に自然農法(無肥料無農薬栽培)では栽培件数が多く

人気の作付け品種です。

勿論この品種のタネを自家採継続しています。

 

ウリ科はキュウリ・ズッキーニ・タイガーメロンが全滅し

それ以外だと甜瓜が僅かに収穫できた程度です

そんな中

ウリ科カボチャの収穫が始まったようです

 

我が家ではバターナッツを育てているのですが

なぜか果皮の色や肌理は

バターナッツの特質があるものの形が全く異なる

いわゆる自然交雑種なんでしょうね

 

ただね・・・

このウリ科カボチャの交雑については

ちょっと勉強したんだよね

 

かぼちゃは概ね4品種に分類されるんだけど

その中でも日本で栽培されているのは三品種程度です

見分け方はタネの形で判別できます

 

タネの形質が異なっていて品種が異なっていれば

作付けフィールドが近くても交雑率は低いと思う

だけどこの「分類」が盲点で

同一分類で品種が異なった場合は交雑率が上がる

 

この三種分類群というのが

モスカーター種、マキシマ種、ペポ種の三分類

交雑回避の目安に覚えておくといいかもね

 

家庭菜園などの作付け規模だと

どうしても野菜・ハーブなど食べるものが主となります

 

我が家では食べる以外の作物にも着目していて

難しくて手間のかかることはできませんが

綿花の栽培だったら楽かなと

和綿の栽培を継続しています。

 

実は綿花栽培はかなり重要なんですよ

衣類などの生産原料は木綿より化繊が多いですよね

じつは

化繊に対する皮膚アレルギー反応が厄介になっています。

 

肌が敏感に反応し、

肌荒れかぶれ・発疹などを引き起こす

対策の一つとしては

純綿製の衣類を着ることも一つです

綿製品の原材料は綿花で

綿をを紡いで糸にして衣類を織るのですが

ここにもアレルギーを発症する場合があります。

 

綿花栽培に化学肥料や農薬を使うと

化学物質が綿花に浸透蓄積される恐れがある

 

そんなことから

今ではオーガニックコットンの栽培が主流となり

栽培方法を工夫されているようです

それでも肥料(有機肥料)迷信からは逃れられないようで

私にしてみればその辺が疑問なんですよね

 

実際に無肥料無農薬でも綿花栽培できますからね

綿花栽培に関しては西洋綿と和綿を栽培した経緯があります

 

西洋綿は繊維一本一本が強く太くて長い

半面、和綿は繊維が細く柔らかくて短い

 

どちらも一長一短があるから

綿糸を紡ぐときは

特徴の異なる品種を絡めて糸にするようです

 

私の綿花栽培の目標は

和綿入りクッションや半纏を作ること

糸を紡ぎ生地を織るには

糸紬機・手織機などの織機が必修です

つまり場所もそれなり必要だから・・・無理!(;^_^A