秋になると
作付けできる野菜が少なくなりますが
そのほどんどが越冬できます
例えば
ニンジン、大根、蕪、ごぼうなど
根菜類から
白菜、甘藍、法蓮草、小松菜、青梗菜など
漬け菜類とか
エンドウ、ソラマメなどの豆類
それ以外に小麦もあります。
今年は
ほかの野菜を育てるために
面積が多少狭くなったとしても
来期作付用に種籾分だけでも
12月初旬までに播種しておきたいですね
我が家での秋植え定番といえば
真っ先に浮かぶのはニンニクですかね
これは
幻のニンニクといわれている「嘉定種」
国内でも有機栽培件数は非常に少なく
ましてや
自然農法栽培では耳にしない品種です。
一度途絶えかけていたのですが
国内有機栽培のタネ鱗茎（球）を手に入れて
増産を試みています。
じゃがいも（品種：デジマ）は
春栽培で沢山のタネイモが採れたのですが
何度か秋植えするタイミングを逸し
例年よりも一ヶ月遅い植え付け
だけど暖冬の気配？
このまま掘り起こさず
ぎりぎりまで待つことなりそう
この場所が空けば
小麦の栽培ができますけど・・・
さてどうなるのですかね
前回のブログ記事で紹介した
ソラマメ（品種：初姫）
植え付けから約1～2週間経過の状況です
越冬させるには
これくらいの草丈がちょうどいい
高くもなく低くもない状態で冬を迎えると
春先に一気に生長してきます
家庭菜園で
蚕豆が育たないという話を
聞くことがありますが
抑々が
有機栽培で肥料が投下されいている圃場では
肥料いらずのマメ科を育てるには
少々無理があるかも
マメ科類は「肥料いらず」で育つ
肥料分が多く残留している耕土では、
葉や茎が生い茂るだけで
開花からの実付きが極端に減るようですね
この蚕豆のタネ豆入手は市販品です
もちろん
例外なく消毒剤塗布保護されていました
それを
綺麗に洗い流して蒔いたのが始まりで、
栽培当初は
あまりにも異様なアブラムシの集りに
頭を抱え収量もかなり低かったです
タネ豆も立派なものは残せず
ほとんどがしわの多い豆で
タネ豆すら確保が危うかった
辛うじて
食用に確保したものを食材加工を惜しみ
タネ豆を残しながら
数代の自家採種継代を経て
ようやく
今年30株の作付けにこぎつけられました。
蚕豆ゆえに開花すれば
当然ようにアブラムシに集られますが
中には
被害のない株もちらほら見えてきました。
さて今年作付けした分は
来年の春には
どのような成果を見せてくれるのでしょうか
楽しみですね