耕作地取得の御縁

取得といっても耕作地を借り受けて

私たちが所謂・・・小作人という立場ですね。

 

借りる至る経緯や実際に借りる段階は

人との御縁であり信頼・信用を培ってこそ

借地・耕作運用が叶うものですよね。

 

だけど、

そのきっかけは意外と不思議な所以が多く

過去に使わせていた耕作地すべてがそうでした。

 

自然農法を始めるぞと強く決意すると

その日に小さいながらも土地を借りることができ

地域を収める神社にお参りに行きました。

 

そうすると

数年経てから子供が

神社で行われる元旦祭・成人式の巫女に選ばれ

氏子総代の役回りをただくなど

 

思い当たる節は幾度とありました。

 

黒田官兵衛の足跡をたどると銘打って

日帰りのドライブの出かけたとき

ふと立ち寄ったお寺に十一面観音像が祭られて

偶々拝観できるというので

境内を案内していただきながら観音像を近くで

そのとき・・・ふと「土地が見つかりますように」

願をかけると翌日に「許諾の連絡」がありました。

 

 

  自然農法実施の土地探し

そんなことは偶然と片付ければそうなのでしょうが

土地探しは意外と難航するもので

耕作地ならどこでもいいとはいきません。

 

自然農法を実施するにあたり条件を課し

理想の土地探しというものは

自身が身軽のどこでも移住できる身であれば

候補は増えていくでしょう。

 

今ある生活を維持しながら

広くて元気な土地(休耕地)であり

自宅からの移動時間が短い場所・・・・

都合の良い場所はめったに出会えません。

 

 

  神社参拝と献茶

人の縁と目に見えない縁が絡み

土地借用が叶ってきたと思えるこそ

御挨拶をしないというのは「無礼千万」ですね。

 

判っているけれど

その前をわざわざ通るのに毎回心で詫びて

「いつか行かねば」「今日もごめんなさい」

そう言って素通りする日が続いていました。

 

「いつになったら訪ねてくるのか?」
「礼節・順序を欠くと事は進まぬぞ」

 

たしなめるかのような計らいか
そう感じざるを得ないほどのタイミングで
神社に参拝することとなりました。

 


鳥居をくぐり神域に入ると
「夏越大祓い祭」の期間中であり
当日は「献茶祭」といって
初摘み新茶奉納が執り行われていました

 

 

参拝に行くきっかけとなったのが

この献茶祭の後に行われる

「お茶まつり」の招待券を戴いていました。

 

この件をただいたとき

「天邪鬼には都合をつけたから足を運べ」

・・・と催促されている気がして

「序でというよりはしっかりご挨拶を」

本殿に歩を進めると他の参拝者もいるので

邪魔にならないよう小声て祝詞を奏上し

開墾の御挨拶をして参りました。

 

次回は

神社の由来と「お茶まつり」についてです