私の方が先に霊界に行くのは

そう遠くないことであるにしても

仮にそうなれば親よりも先に逝くから

所謂ところの親不孝ですね。

 

確かに再発して

その他の合併症らしき兆候も出ている中

外来診察と内服薬で

体が動かせるまでに回復してきたかと思えば

 

突然の訃報・・・

 

急な弔事に身支度の用意や

移動手段や経費の算段

なんとか手配を済ませていざ実家へ

 

今回は、車両移動をあきらめ

公共交通(JR新幹線&在来線)を使い

実家に到着してみると

長男だけに喪主を務めるかと思いきや

体のことを気遣い弟が喪主を務め

葬儀手配の一切を済ませていました。

 

ついこの前までは元気だったというのに

体調が急変したとのこと。

 

原因は胃癌・・・

 

昨年悪性のポリープ切除の手術を

私が赴き同席している中で行われ

手術自体は無事終わりました。

 

しかし、切り取ったといえども

延命するかどうかは不確定で

もし余命宣告するなら1年余りだと・・・

 

転移がなければ余命が伸びますが

見つかりにくいところに転移すれば

いつ命を召されても仕方がないということです。

 

ポリープとして胃壁内にあり、

胃全体がむしばまれていないことが

良かったのか悪かったのか

 

結局

今年3月に呼吸不全を訴え

再び入院

腹水がたまるとともに肺にも水が溜まり

衰弱が始まったようでした。

 

痰を病理検査するとがんが見つかり

つまり1年前に胃がん手術をしても

がん細胞は腹水に交じり

巡り巡って肺を侵したというわけです。

 

今思うに

全く症状は似るも

一方は調は戻り、一方は努力もむなしい結果に

つまり災厄を引き受けて霊界に逝った気がします。

 

私とて油断できない

父親の場合

死に際はすでに意識がなかった状態

病魔による苦悶の表情無く

非常に穏やかな顔つきは

それだけが唯一の救いでした。

 

焼骨拾いの時も

のどぼとけはしっかり残り

その形は

人が胡坐をかいた状態のまま

両手を広げて膝に置いた様に見えました。

 

親不孝にならなかったものの

限りがひとより短いことを思えば

覚悟はできているか・・・

それをもう一度自分の問いかけられた

 

帰りの車窓から見える景色を見ながら

自身に問いかけていました。

 

それでも元気間は未練を残さず

人のために事をなすのを念頭に置き

好きなことをやり通していたいものです

 

で・・・

 

実家から戻る際

遺品整理で料理本と鍋をゲット!

 

滞っていた料理を再開

今回はこちら

「餡かけ野菜炒め」 ☜ レシピ

 

 

材料は

・白菜

・人参

・玉葱

・スナップ豌豆

・椎茸

・豚バラ薄切り肉

・うすら卵

 

今が旬の”スナップ豌豆”

これを使いつつ、キクラゲでなく

風味が豊かな椎茸を

素材に選んだのがポイント

 

生の椎茸はそのまま使うより

一度スライスして冷凍保存しておくと

好きな時に必要量だけ小出しできるし

椎茸の持つ旨味が一層際立ちますよ。