自然栽培2年経過の圃場では
小松菜や大根が育つ環境でも
大型野菜というか結球野菜が育つ環境には
まだまだ早いという印象を持っていました。
圃場が三年目を迎え
様々な作物がそだつようになってくると
そろそろ結球野菜の栽培にも着手しようかと
昨年から
タネだけ継いできた白菜に的を絞りました。
品種は地元野菜の「野崎二号」といい
野崎品種は明治のころに
日本で初めて結球育成できた白菜です。
こちらが自家採取した自然栽培二年目のタネです
結球しないまま抽苔したので
その中から大きく育った株から採取して
それを二代繰り返したわけです。
まずは播種育苗ですが
不器用なのでセルトレイが苦手で
育苗土をトレーに敷き詰めてタネをまいています。
播種の前段階(準備)として
トレ―に土を敷き詰めて表面を均しながら軽く押さえ
灌水して一日寝かせます
2017/08/25 苗床の準備
一日置くことで土に水が浸透し
敷き均した土の緩みがなくなり締まります。
播き溝をつけて溝にそってタネを条播きします。
2017/08/26 播種
後は覆土してから
充分灌水して発芽を待つだけです。
処が
発芽には3日以上かかるだろと思い込み
タネをまいたトレー(苗床)の上に
同サイズのトレーを置いてしまいました。
結果、遮光したのが良かったのか悪かったのか
播種から2日目の朝に
播いたトレーを覆っていたものを取り除くと
日照不足気味でしたが発芽していました。
2017/08/28(午前) 発芽
そこで日差しを遮らないようにすると
双葉は緑色を取り戻し順調に育ち始めました
2017/08/28(午後)
そしてこれが現在の様子
2017/08/30
これで本葉が出るのを待ってから
生育の良い株からポットに移植して
個別に育苗することになります。