ただ育てて収穫するだけなら
自然栽培だと水遣りや株の手入れ程度だから
それ以外はやることがないです。
追肥のタイミングを量って準備したり
薬剤散布も必要ないです。
F1品種の普及で
採種するよりは買った方が簡単だと思い
自家採種する人が少ないかもしれません。
実ればタネが取れる単為結果の作物なら
採種手間が掛からないから
採種している可能性があるでしょうね。
栽培と収穫以外に自家採種の手間が入ると
穀類や野菜を収穫する合間に
夏野菜の苗を育ててから定植し
その間隙を縫って自家採種する工程が入ります。
その段取りが良いと空いた時間が作れますが
予測もしない天候変化に見舞われると
手際良く作業したくても
追熟が遅れる分だけ手間取ることもあります。
今年は少し余裕があるといっても
余り喜ばしいことではなく
ジャガイモが意外と不作でした。
其れと育苗をしくじり
夏野菜の収穫が丸々一か月遅れています
詰まり途切れるはずにない収穫が
何もない日が数日続いたことで
かえって自家採種する時間が充分につくれ
雨の影響で追熟が遅れる事態もありませんでした。
ダイコンの採種
ニンジンの採取
根深ネギの採取
赤タマネギの採種
小松菜
カレンヂュラ(ハーブ)の採種
ボリジの採取
まだ本格的な収穫が始まっていないので
その間には採種待ちの作物もあります
採種が始まったのはサニーレタス
採種果の選別を終えて追熟中にあるのが
トウモロコシ、キュウリ、アスパラガスです。
ゴボウは開花が終わり
タネが熟すのを待っている状態にあり、
ササゲは収穫と採種を兼ねているので
マメゾウムシの被害に遭わないうちに
早めに採種を終える予定です。
収穫最盛期になると
アマランサス、イナキビ、オクラ、ワタの
収穫と採種作業に加え
トマト、ナス、トウガラシの収穫と追熟
トマト、ナス、キュウリの醗酵分離作業があり
カボチャの採取は一度収穫を終えてから
冬至が来るまでお預けですね。
以上の予定なので
空いているようでも空いていなくて
収穫するまでの間は
採種作業や採取後も選別作業が待っているから
休む暇はあまりないと言えますね。