伏せ込みといっても
温室を撤去してしまうと
あとは放任してもいいくらいで
密植になることで
徒長するのを防ぐ程度の管理で充分でしょう。
外気温が26℃を超えてくれれば
夜間の気温低下も気にしなくていいくらいです。
既に温室のカバーと骨組みを撤去して
試に苗取りを行いました
苗を摘み取り充分に水あげをしておけば
少々萎れ気味でも根を張るようになれば
自ずと活着していきます
できるなら、
この水上げ時に発根までさせておくと
活着が早くなるとおもいます。
安納芋の苗
ムラサキ芋の苗
シルクスイートの苗
今回は三品種共に10本程度の苗を採り
収穫を終えた小麦の畝を起こし
小麦の後作として茎苗を植え付けました。
苗取りの時は長さ30cmを目安にして摘み取り
それ以外の短い茎は残しておきます
4~5日もすれば苗取りが出来る程の長さになるので
摘み取り→水上げ(発根)→植え付けを繰り返します。
大きさにもよりますが
そこそこ肥大して張りのあるタネ芋を
植えたままにして苗取りをすれば
1個で約30~50本の苗が取れます。
苗取りを終えたタネ芋ですが
その後はどうするかといえば
畑の中に設えた伏せ込み用の苗床なら
其の儘植えておけば
タネ芋の下に芋が付き始めるか
茎の生長に栄養を使い果たして土に還るか
そのどちらかになるとおもいます。