人間には喜怒哀楽の表現があります
さらに人情や思い遣りなど
他人に対しての配慮も加えて
感情は多彩です。
わたしはどうも
思いやりという部分が
随分と欠落している様に思います。
我がままで自分勝手が過ぎるから
以外と自分自身で解らないもので
他人のしぐさや気配りで
ハッ!と気付かされたりしますね。
私の場合は
なぜか野菜たちがその役目を担ってくれます。
気配りや思いやりは自然に出てくるもので
その気がない時とか上面だけの時などはね~
取り繕って悟られないようにしてみたところで
敏感な人は感じ取ってしまいます。
だからこそ、人と接するときに
不快な気分にさせないためにも
常に自信を磨くことが大切なんだと思います。
思い遣りが欠けているときは
いくらタネを播いても発芽しないんですよ
待てど暮らせど芽が出てこないから
焦り始めたらどうしょうもない。
不平や不満が募り、仕舞には悪循環を生みます。
反省して自分に欠けているものが解れば
それまでの芳しくいない状態から
一転して嘘のように向上します。
自覚するのです”思い遣りが足りない”…と
育苗にしても然り
当たり前の様に発芽するものだと決めつけて
時期もわきまえす機械的に事を進めると滞り
ちゃんと時期を待ってから心を込めると
嘘のようにスムーズに運んでいきます。
そうなれば
発芽までの日数や生育の速度も早い!
結果が目に見えて判ってくるのでので
益々自分の心根が傾いているからなんだと
いやというほど気付かされてしまいます。
だから私にとって野菜を育てることは
心の均衡を知る術であり
”自分の心を量る天秤”なんですよ。