特定外来種の影響による植物生態系の変化
ホームページにも書いていますが、
近年、珍しい昆虫や爬虫類など、ペットとして国内に輸入・飼育されるケースが増えるにつれて、
飼育放棄により放たれたり、食用として輸入されたものが、放棄や逃亡により野生化して、
従来日本に住んでいる固定種が圧倒され、
一部では絶滅の危機に瀕している固体があります。
カミツキガメ・ヌートリア・アメリカザリガニ・ジャンボタニシ・マングース・ヘラクレスオオカブト・ブラックバス・
ブルーギル等・・・・・
それら特定外来種は、
従来の生態系保護の為にも速やかに捕獲・除去するのが望ましいのですが、
昆虫・爬虫類・動物だけでなく植物の成育環境も外来種の繁殖力に圧倒され、
対応(処分)が追いつかない現状にあります。
さらに、取扱いに関しては「外来生物法」(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に定めがあり、 立ち入りや・捕獲・処分に対しての制限があります。
参照 ⇒ 環境省ホームページ(外来生物法)の解説
植物で該当する品種には、ヒメジョオン・セイヨウヒルガオ・ブタクサ・キクイモ・ホテイアオイ・セイタカアワダチソウ・ドクニンジン・カエンボクなどがあります。
植物リストはこちら ⇒ 環境省ホームページ 要注意外来植物(一覧)