勤務の会社は事業進出のため、新たな商標が必要となりました。
この会社ももともと不動産業を中心にやっているんですけど、
それがかなり成功していて、
ここ数年増資を繰り返していました。
朝礼の時も社長がいつも東証上場の夢を熱く語っているぐらい、生き生きしています。
そのための事業拡大というか、
自分が入るかいなやの頃から、いろんな事業に手を出そうとしています。
本題に入ると、
今回の商標は、貿易とエステサロンに関するものでした。
名称については、社長はもう用意してありました。
(ぶっちゃけの話、占い師にお金を払って付けたのではないかとの疑惑がありますがwwww)
なので、あとはこの名称本当に使えるかを調べて、
書類作って特許庁に審査を出すぐらいでした。
実にいうと、商標登録は自分にとって初めてではありません。
以前大学在学時にも友達が相談に乗ってきて、その時一緒にいろいろ調べた経緯があって、
プロセスについてはだいぶわかっていました。
(とか言っても実行に移した試しはなかったので、ただのザコやんと思うかもしれませんwwww)
まあ、確実に登録させるために、一度特許庁に電話していろいろ聞いてみようかと、
思い切って電話をしました。
これがマジで正解でした。
特許庁の紹介により、知財総合支援窓口というところに繋がりました。
そこに足を運んで、
商標の検索方法や、出願の方法や費用など、
最初から最後まで、弁理士の方から詳しく聞くことができました。
名称についても一緒に調べていただいて、使える結論になりました。
このあとはかなり順風満帆!ともいえるぐらい順調でした。
日本の役所は素晴らしいですね。
自分の母国の中国では「行政に話を聞く」、「行政がアドバイスをする」なんて考えられなかったのです。
大体の場合話を聞いてくれず、
少しの間違いでも申請書が戻ってきて、不許可される中国に比べると、
日本の行政機関はだいぶ親切ですね。
この話も高校時代からの親友で、今中国で弁護士をやってる友達にしてみたら、
彼もだいぶ驚きました。
日本はこの点に関して、本当にすばらしい国と思いますね。
話戻すと、
出すのは3ブランドで、ロゴや標準文字やひらがなで、合計8通でした。
唯一てこずったのは役務なんですが、
他の企業の出願に参考しながら、何とか適切なものを見つけて、社長にOKをもらって、
出願の準備がこれで大体できました。
しかし、そのあと自分が直面したのは、
まさかの印紙地獄でした!
正直のところ自分はアナログ的な人間なので、
切手とか印紙とか貼ることにあんまり抵抗感を感じないんですが、
区分数で細かく計算して、キッチリした金額はなく、
時に〇百円まで細かく張らなければならない特許印紙にしては、話は別でした。
マジでだるかったです。
8通で20何万円で大した金額ではなかったのですが、
数えてみればなんと、1通あたりに6~8枚の印紙を貼らなければならなかったのです!
(こういうことはあんまりないっぽくて、近所の郵便局の特許印紙を切らしたぐらいでしたwwww)
買うのもだるい、貼るのもだるい。
印紙ののりで手がくっついてしまうなんて想像もつきませんが、
それが自分の当時の現実でしたwwww
銀行振込にしてくれませんかね本当に!!
まあ、いつかはそうなると思うんですけどね。
その後、印紙はりまくりの申請書を特許庁に無事に出して、
あとは結果を待つだけでした。
この件について、また何か進展あれば続きの話をアップするので、
よろしく!