芦田愛菜。
もちろん、「mother」でのあの芦田愛菜は、改めて言うまでもなく、5歳にして主演の松雪泰子や共演の田中裕子に引けを取らなかった最高の「女優」だった。
リアルタイムで観ることなく、13年後にその演技を目の当たりにして「これが当時世間が騒いでいた天才子役か、、、、恐るべし」と遅まきながら感服した。
そんな天才も女優を離れてTVに映る彼女は賢くて可愛くて、世のお父さんたちの理想の娘像ではないかと思われる。
「mother」以降、ドラマ、映画に出演するもほとんどそれらの作品を観ることはなかった。
しかし、今年の夏ドラマ「最高の教師」で、今、最も脂の乗り切っている若手女優の一人・松岡茉優と堂々と渡り合って、素晴らしい演技を見せている。まだ2話なのに、だ。
今後はその童顔が役の幅を狭めるのではないかという不安もあったが、彼女に限っては実力がそれを許さないだろう。
まずは「最高の教師」での演技を堪能してみたい。