2012年~13年は宇都宮、2014年~15年はソウル、
そして2016年~17年は福知山。
きっと来年も福知山でこの日を迎えるのだろう。
 
今日のMATTは2:46のその時、
実は時計を見忘れていた。
なぜなら、会社のコンペでラウンド真っ最中だったから。
 
ただしほぼ18ホール目をホールアウトしたころではなかったかと思われる。
というのもマスター室に戻ってきて片付けをした後で、
あ、そうだったと気づいて見た時計の時刻が2:53。
遡るとおそらくホールアウトして、お疲れ様でした~、とか言ってた時だ。
 
そんな穏やかな一日であった。(毎年だが。。。。)
 
6年前の震災当時、卒業式を間近に控えた小学校6年生だった娘は、
今年、無事志望校の国立大学に合格した。
時の経つのはなんと早いのか。
 
娘は高校は公立、部活もちゃんとやって大学も現役で国立と、
本当に親孝行だと思う。
 
MATTなんか中学2年で落ちこぼれ、行く高校が無く私立高校に通い、
バイクに乗って遊びほうけて、これまた行く大学が無く一浪。
何とか一年頑張ったのだが、所詮は金のかかる私立大学しか行けない。
こんな感じで親のすねかじって生きてきたわけで、、、
 
娘はMATTと違って理系で、そのため全然アドバイスできないどころか、
どんな道に進むのか、皆目見当がつかない。
 
訊けば「材料・素材の研究をやりたい」と言いだした。
しかも大学院まで行くんだとさ、、、、
(父は老体にムチ打って稼ぐしかない・・・)
 
娘の目指している材料研究ができる学部は、
まだ大学の学部の数がそれほど多くなく、これからの領域なのだとか。
上は東大から下は・・・な大学までピンキリで60学部くらいしかないらしい。
 
その中からちょうど自分が合格できそうな大学を選んだら、
宇都宮からとんでもなく遠い北の方に住むことになってしまった。
関東近辺の大学に行くもんだと思ってたから、正直びっくり。
一浪して筑波あたりに行ってほしいと思ったが、
一浪は死んでもやりたくない、と頑固に拒否る。
あの頑固さは誰に似たのだろう、、、、、
 
まあそれでも自分の行きたいところに行って、
やりたい勉強をするのは、本人が納得してのことだから、
それが一番いいことだ。
 
6年の間に小学生が大学生になってしまう。
時の流れの速さをしみじみ感じたとともに、
震災で亡くなった方々の中に、娘と同じ年の子供たちがいたのだと思うと、
何ともやりきれない気持ちになってしまった。。。。。