前回からの続きです
皆さんは「占い」をどのくらい信じているでしょうか?
そして、どのくらい当たっているでしょう?
ネットのポータルサイトやスマホのアプリなどでたまにチェックする程度のぼくは、「半信半疑」であり「当たったり当たらなかったり」です。
特定の占い師に個人的かつ継続的に鑑定を受けたりしている方は別として、世間一般の多くの人びとは、程度の差はあれど、ぼくの状況と似たり寄ったりなのではないかと思います。
実際のところ、ぼくにとって「占い」は別に有っても無くても困らない存在です。
ぼくのように考える人は決して少なくないと思います。
ですが、そんなぼくにとって釈然としないことがあるのです。
それは「なぜ廃れないのか?」ということ。
多くの人びとにとって、有っても無くても困らないようなものが、なぜ廃れずに何千年も存続しているのか?
この世の中には、長い歴史のなかで廃れ、消失してしまった文化や産業というものが数えきれないほど存在していたと思います。
それらが廃れてしまった原因はさまざまですが、多くのものは「時代のニーズに合わない」あるいは「新しい技術が生み出され」たことによるものです。
そう考えたとき、何千年ものあいだそれほど大きくかたちを変えず、「当たるも八卦…」な精度である「占い」という不確かな文化産業がどうして廃れて消失してしまわないのか、ぼくにとっては非常に不思議なことなのです。
もちろん、時代のニーズを合わせるべく新しい占いというのも日々生み出されていますし、それを生業としている占い師の人たちも精度を高めるために日夜技術の研鑽をおこなっておられるかと思います。
けれど、それはあらゆる文化産業においても同様のことで、それでも廃れ消失せざるを得ないものも数知れずあるはずです。
そこでぼくは、あるひとつの仮説にたどり着きました。