Apple storeで映画監督になろう!であった出来事。 | 猫暮らしのおススメ

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~さくらねこTNR~
殺処分0を目指すTNRと保護猫のこと、たまにうちの猫のこと。

猫には関係ない話です。。。

何年も、ずっと腹がたって治まらないことがありまして、この場をお借りして、気持ちをぶつけさせていただきたいと思います。
ちょっと毒吐きますので、猫ちゃんの癒しを求めている方はもう読まないでくださいませ。。。(^_^;)

しょうもないことなのかもしれません。。。こんなことでずっと腹が立っているなど。。。
大概のことは腹が立ってもしばらくしたら薄れるか忘れます。

ただ、これは、私が何年たってもずっと思い出すたびに腹がたって、あの時、なんか一言言うたったら良かった!と後悔してもしきれず、私にとっては忘れられない出来事となっています。
かれこれ3、4年前の話です。

息子が4年生だった頃、「Apple Storeで映画監督になろう」というテーマで、夏休みに開催されていた親子向けの無料のキッズワークショップに参加しました。
子どもが自分たちで映画のストーリーを考え、撮影し、iPadでサウンドをつくり、Macで編集、そして最後は大きなスクリーンに映して参加したみんなの前で完成試写会をするという、映画づくりを楽しみながらクリエイティビティを最大限に発揮できる3日間のワークショップという楽しげなイベントです。

息子はとても楽しみにしていて、大阪心斎橋のApple Storeに2人でワクワクして行きました。
日にちごとに募集定員が決まっていて、自分たちの行ける日に予約をしていましたが、
その日は、10人くらいいたでしょうか。もうはっきりは覚えていませんが、同じくらいの年ごろの子供達がお父さんやお母さんと来ていました。

子供達は比較的みんな大人しく、(緊張していたのかも)親御さんたちは、全体にパソコンなどに詳しそうで、子供達もパソコン慣れしてそうな子が多そうでした。

うちはと言うと、私は機械音痴だし、子供にもほとんどパソコンを触らせておらず、しかもiphone、iPod touch、iPad、Mac、とApple社のもの、どれも持っていませんでした(^^;)

まず、先生がやって来て、自己紹介されました。
「先生の名前は~、〇〇と言います。よろしくお願いします~。」

と、自ら先生と称するこの男、あえて動物に例えたら、ネズミ。
(ネズミの方がもちろん可愛い)

自己紹介では、Appleの銀座店でいたらしく、やたらに銀座で働いてましたんやで的なことを連発し、自分の才能自慢のようなことを自己紹介で盛り込んでくる、ちょっと嫌味な感じの男でした。銀座で働くって、そんなにすごいことなんやな~と思うしかないような銀座銀座連発でした。

まあ初めは、うっすらそんな風に思っただけで、特に嫌だとかいうことももちろんなく、ワークショップが始まりました。

最初に色々説明を受けましたが、なんとなく分かるような分からないような。。。
まあでも、分からなかったら教えてくれるだろうし、とりあえずやってみたら簡単かもしれない、と思い直し。。。
まずは音楽をiPadで作るというものでした。

GarageBandという、楽器やリズムをドラッグ&ドロップするだけで、誰もが簡単に音楽をつくれるというソフトを使って、音符が読めなくても、作曲をしたことがなくても適当に音を入れたら誰でも簡単にそれなりの曲に聞こえるように作れるというものでした。
画面上の鍵盤を押すと、音が鳴り、ドラムや色んな楽器の音も出ます。それぞれを組み合わせて曲を作ります。

息子は小さい頃からピアノを習っていて、結構上手だったので、とても楽しみにしていました。

ところが、いざ作ろうとすると、悩んで悩んで、全く進まず、結局、他のみんなが全員出来たのに、息子だけが時間内に出来ずに終わってしまったんです。

なんで~?!と思いました。いつもピアノじゃんじゃん弾いて、作曲とか言いながらガンガン曲作ってるやん もっと適当に音入れたら良かったのに~ と思いましたし、言ってみましたが、どうしても自分の思うように出来なかったようでした。。。

曲が出来たら、その曲をCDにしてもらえます。でも息子は時間内に出来なかったので、1人だけCDがないわけです。

すごくしょんぼりしている息子を見て、可哀想に思い、そのネズミ先生に、

「すみません。。。ピアノを習っていて、いつもはピアノ弾いて曲とかも作っているのに、多分、画面上の鍵盤だったので、いつもと違って本当のピアノじゃなかったし、作れなかったんじゃないかと思います。。。」
と、すっかり落ち込んでいる息子に代わって、一応言い訳をしたのです。

実際、多分、ピアノを弾けるからこそ、余計に中途半端に適当に曲を作れなかったんじゃないかとも思いましたし、単純に緊張しすぎたか、完璧なのを作ろうとしすぎたというのもあったかもしれません。

でもどちらにせよ、楽しみにしていた分、息子の落胆が伝わってきて可哀想だったので、ネズミ先生に分かってほしくて、そう言ったのでした。

ネズミ先生はその時、特に何を言うこともなく、聞いていました。

で、その後。。。

次は、映画で使う動画を撮るという作業をするための、絵コンテを描くという作業でした。
これも、説明を受けてすぐだったということもあるし、うちのやることが遅かったというのもあったと思いますが、未完成。
でも撮影するのは次の日だったので、持ち帰って考えることに。

で、この絵コンテの時だったと思いますが、息子が、
「先生~!ボクまだ出来てない~!」と言ったのですが、

ネズミ先生の返事。。。

「ふ~ん、、、知ってる~。」 (出来てないこと知ってる~という意味)

と。。。
すごい無表情、そっけない言い方。ちょっとびっくりしたんです。。。

。。。。知ってる~、って今の。。。何?

普通、大丈夫だよ~ゆっくりやっていいよとか、手伝ってくれるとか、もっと優しいんとちゃうの?こういう場合。。。

多分、周りの親御さん達もちょっと、え?今の何?と思ったんじゃないかと思います。
そんな雰囲気すら漂いましたが、その態度の意味がわからず。。。

で、次の日、撮影の説明を受け、撮影を始めますが、息子はネズミのぬいぐるみと、ロボットとコジラのおもちゃを持ってきていて、ゴジラからネズミくんを救うロボット、みたいなストーリーで撮影することにしていました。
その時、おもちゃを床に置いて撮影していたのですが、その様子を冷ややかに睨むネズミ先生の顔を私は見逃しませんでした。。。

何??今の顔。。。なんで睨んだ???

息子がうるさかったり、他の子達の邪魔をしているならともかく、嫌われるようなことは何もしていません。他の子達はみんなすごく大人しい感じだったので、息子はちょっと元気なことは元気でしたが、
「先生~!」と呼んだりするくらいで、何も悪いことはしていませんでした。
楽しいイベントなんだからちょっと元気なくらいの方がいいんじゃないかとも思いますし。
でも何故。。。?と悶々としながらも息子と撮影していました。

でも撮影も思ったより上手くいかず、時間が足りません
で、なんだかあまりうまくいかないままに、その動画を使って、映画にするという作業に入りました。
Macに入っている動画編集ソフトiMovieを使い、映像編集を行ないます。1分間ほどだったか短い、映画の予告編のようなものを作ります。

ラブストーリーやら、冒険物など、いくつかのジャンルの中から好きなものを選び、その起承転結といった感じのいくつかの枠に動画を入れていきます。再生したら、すごく簡単な映画の予告編が出来ているというものでした。

息子は冒険モノを選びました。その当てはめる作業、(多分、結構簡単)機械音痴の私は理解するのに時間がかかり、しかも、動画がやはり足らなくなってしまいました。。。
で、とりあえず、またしても時間がなくなり、焦りまくり、とりあえず、適当に同じ動画を入れないと仕方ないといっためちゃくちゃなことで終了してしまいました。

なんだか分からんかったが、終わってしまった。。。

そんな不完全燃焼な感じでした。

その動画を当てはめている作業の最中も、ネズミ先生は、うちが困っているのを分かっているにも関わらず、全く教えにきてもくれず、終始冷やかな態度でした。
かといって、他の子供達に対しては普通なのです。。。全く意味が分かりませんでした。

もう一人、アシスタントのようなお兄さんがいて、Appleの店員さんなのですが、この方はとても優しくて、雰囲気のいい方でした。なので、分からないことがあったら、あえて、そのお兄さんに聞いたりしていました。ただ、優しいと言ったって、子供のワークショップのスタッフです。
優しくて当たり前だと思うんです。素敵なお兄さんでしたが、まあ普通とも言えます。

つうか、何なん?!ネズミ先生???

腹立たしいまま、疑問なまま、謎なまま、最終日になりました。

最終日は自分たちが作った映画を参加したみんなで鑑賞するというものでした。

出来が悪いのは分かっていたので、ちょっと不安でしたが、もう仕方ありません。。。
息子は、映画の出来はそんなに気にしている風ではありませんでしたが、、映画を上映する時に、前に出て自己紹介しないといけないので緊張しているようでした。

その日は、他の日に行われたワークショップの子達もみんな集合しての上映会です。
30人くらいだったか、もっとそれ以上の子供達がいたかもわかりません。
親御さんたちも一緒に、スクリーンの前に座って、子供達は、順番に1人ずつ前に出て、自己紹介と、作品の紹介をします。
それぞれ、この部分が難しかったとか、ここがポイントだとか、感想や映画のアピールポイントなどを紹介します。

数分の映画が流れたあと、ネズミ先生が、作品について、何処が良かったとか、楽しい作品だったとか、それぞれの作品に一言ずつ感想を言ってくれ、みんなで拍手します。

嫌な予感がしました。。。

ネズミ先生。。。息子になんと言ってくれるんだろうか。。。まさかまさか。。。

そのまさかでした。

息子が緊張しまくって、自己紹介し、映画が流れました。

まあ、思った通りの残念な作品でした(^^;)
まあでも、これは全く機械についていけなかった私の責任でもあります。

みんな物凄く上手に作っていて、きっと親御さんもみんなそういうの得意な方ばかりなのだろうとは思いましたが、中には、うちとそんな変わらないレベルの、なんのこっちゃ という映画になっている子もいました。でも、みんなにそれぞれに、にこやかに一言ずつ感想を言っていたネズミ先生、息子の映画のあと。。。


まさかの。。。ノーコメント。。。


しかも無表情。。。


いや、ちょっと嫌味な薄ら笑いのような冷やかな笑みを浮かべていたかも分かりません。
バカにしたかのような顔でした。


息子のこと無視したんです(((゜д゜;)))


唖然としました。。。


多分、他の親御さんたちもこの態度とノーコメントを変だと思った人はいたと思います。
そのままみんなに拍手はされて、ノーコメントのまま終わりました。

怒りがこみあげてきました。。。どういうこと?なんでうちだけ感想ないの?

たまたま忘れた?

そんなはずはない。初日からのあの態度。悪意があったとしか思えませんでした。

保護者も入れると何十人いたでしょうか。その中でのそんな仕打ち、もう泣きそうでした。

でも、息子は、緊張していて、全くそのことには気づいていませんでした。
この3日間、睨まれ、冷やかな態度だったことも全く気付いていませんでした。
いや、もしかしたら、子供心に気づいていたかもしれません。
結構、子供って、大人の色んな態度に気づいていることってありますよね。
私もそういう経験何度かあります。

何故、そんな仕打ちをされないといけなかったんでしょうか。
恐らくですが、私が、息子は普段はピアノを弾けるんですが、普段とは勝手が違って、曲を作れなかった、と言ったのが悪かったとしか思えません。

つうか、それの一体何があかんの???

別に偉そうに言ったつもりもなく、何がそんなに気に触ったのか謎です。
もし仮に、何かが気に触ったのだとしても、そんなあからさまにあの態度はおかしすぎました。
しかも、小学4年の息子に矛先を向けるのも意味がわかりません。

もう、物凄く気分悪くて悪くて、でも、楽しそうにしている息子を見ていたら、悲しくなってきて、
でも、息子が楽しそうなんやからもうええか。。。とも思い、結局、そのまま帰りました。

完全にいじめのようでした。

あのネズミ先生は一体何だったんでしょうか。

ワニだったか恐竜だったかカバだったか、そんな柄のスニーカーはいて、オシャレで先端行ってます、僕は銀座のAppleでずっといて、コマーシャルなんかも手掛けていて才能あるんです風だったネズミ先生。
ワークショップの名物先生風だった銀座銀座銀座連発のネズミ先生。

すごく前向きに考えたりもしました。あの態度はすべては偶然で、コメントは言おうとしたけど、急にめまいがしたとか、急に痰でも詰まったのかもしれないとか、突然記憶が飛んだとか?!

でも、そうやとしてもコメントくらい言えるんちゃいますの?!
うちだけ無しっておかしくないですか?!

3日間、毎日往復2時間かけて通いました。せっかくの夏休みの楽しみにしていたワークショップ。もう、ただ嫌な悲しい思いしか残ってません。

学校の先生なら、日々の子供や保護者の態度に腹を立てていて、いじめをするような先生もいるかもしれません。もちろんそれは絶対に許されないことですし、あってはならないことですが、たかが、ワークショップ。
このたった3日間に一体何があったというのか?

私は、ネズミ先生に問いたい。

今思えば、あまりにひどい態度でした。やんちゃなガキんちょが嫌いだったのかもしれないし、息子はピアノ弾けるのに出来なかったと言い訳する親がうっとおしかったのかもしれません。
もしかしたら、iPhoneもMacも持ってなかったのがあかんかったのか。

でもそれが何?!

それがどうしたん?!

子供向けワークショップの先生なんちゃうの?!

そんなことくらいでいちいち腹立ってあからさまな態度に出すってちょっとおかしいで~!!!

猫mamaは今でもネズミ先生を許しまへん~!!!

息子の駄作にもちゃんとコメントせえっちゅうねん!!!

Apple社~!!!

ちょっと人事間違ってんちゃいますか~!!!


と言いたい。

ほんま言いたい。


てことで、長文になってしまいましたが、最後はマメくんに癒してもらうことにします 

 

世の中意地悪な人がいるね~マメくん