小指の先の天使 神林長平 | ちくわぶの記憶の本棚

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再読 【小指の先の天使】 神林長平
全てが連作ではないので短編集かな。 確実にSFなんだけど言葉で伝え表現する以上に表面積の隙間をかいくぐって溢れ出した液体のようにジワジワと神林ワールドに侵食されていく心地よさ。 20年以上前に書かれても古びない語り口。 まさしく言霊使い師だ。 未だ火星三部作読めてないので読もうと思う。 その前に【生ける屍の死】読破しなきゃね。 最後に解説書いてる桜庭一樹先生のように あれこれ愛を伝えきれない熱を持つ生ラブレターのような感じが凄く分かるのでつらいww
⚫︎抱いて熱く ⚫︎なんと清浄な街 ⚫︎小指の先の天使 ⚫︎猫の棲む処 ⚫︎意識は蒸発する ⚫︎父の樹