重賞回顧2008年第9回ジャパンカップダート~優勝馬:カネヒキリ~ 続き | あだ名無し夫のK-Project(競馬読み物ブログ)

重賞回顧2008年第9回ジャパンカップダート~優勝馬:カネヒキリ~ 続き

カネヒキリは道中、内で脚を溜め直線へ。
ここまでは前走の武蔵野ステークスと同じだ。

しかし前が開くと一気に先頭に踊り出る。
「えっ?」「まさか」という声が聞こえてくる。
周囲の驚きをよそに、そのまま脚を伸ばし続け、
メイショウトウコン、ヴァーミリアンを振り切り、
見事に先頭でゴールしたのだった。

3歳時は、同期で同馬主のディープインパクトに倣って、
「砂のディープインパクト」と呼ばれた。
勝利は2006年フェブラリーステークス以来、
実に2年10ヶ月ぶりのことだった。
「奇跡の復活」の瞬間だった。


2008年12月7日(日)
阪神11R
第9回ジャパンカップダート(G1)
阪神・ダート1800メートル

1着5枠10番カネヒキリ(57・C.ルメール) 1分49秒2
2着3枠 5番メイショウトウコン(57・藤田伸二) アタマ
3着3枠 6番ヴァーミリアン(57・岩田康誠) クビ
4着2枠 3番サンライズバッカス(57・佐藤哲三) 1 3/4
5着6枠12番ブルーコンコルド(57・幸英明) アタマ