鈴のついた首輪をつけ音を鳴らしてはいけないと言う。

こんな恰好をさせられているだけで恥ずかしいのに・・・


優しい話し方で命令する彼に少しづつ心が不安が解き放たれる。

ひとつできる度に褒めて私を悦ばせる。


私の体ひとつひとつを丁寧に触れて愛する。


小さく鳴る鈴の音


いつしか全てを彼に委ねてゆく。

恥ずかしさは、悦びへと変わる。


少しも私はそんな感じではないと思っていたのに。

私を沢山褒めるから少しづつあなたの好みへと変化していく。


恥ずかしくて言えない言葉も沢山の愛と共にささやかせる。

言えば褒められ今まで以上に愛される。


心と体は濡れて、いつでも彼を受け入れる準備ができる。



『下さい』


小さく震えた私の声に彼が笑顔で応じてくれる。


縛られていた私の手をほどきながら彼が言う『今日はよく頑張ったね』

私の体の中に温かいものが入り繋がりあえる喜びに暫し浸る。




結局どの男も同じなのではないかと、最近思う。

いっそのことアホな男の方がいい。

その方が自分に正直な人だと思うから。


自分は、ただヤリたいだいだけの男ではないと言い、私が行為をしたくない事も承知なのに、最終的には会ったその日にしたがる。


その言い訳は愛情があるから・・・


そんな嘘の言葉はいらない。

信用させて傷つけるなら最初から正直でいて欲しい。

別に拒否したりしないから。


大好きだとくだらない言葉を並べ体に触れて、私の体が反応していると喜ぶ。

『本当はお前もしたかったんだろ?』と女の体の仕組みをしらない奴が言う。


私は小さな抵抗をする。

嘘泣きして『他の人と違うって言ったじゃない』私も本当は、わかってる。

結局男の目的なんてそんなものだと。


ここで一旦は大抵の男は中断する。

泣かせて悪かったと。

でも、泣きやむと行為は再開する。

それもわかってる。やっぱり・・・心の中で思う。


そうなると私の心は完全に閉ざされる。

笑顔でその場で相手の要求に応える。


これさえ終われば解放されるから。

早くこの状況から逃げ出したいから。


何度も私をイカせて男は全く同じ事を言う

『ヤリたいだけの男は、何度も女を先にイカせないだろ?』

『俺は今までの男と違うだろ?』


何が違うと言うのか・・・・・・


ヤリたいだけの男の方が正直な人でずっといい。


私の心に触れないでくれ。

触れて壊すなら最初から来ないでくれ。



本当に大切なもの

自分を曲げてでもしたいこと


譲れない何か

あなたの中にありますか?

 

大切にしようと思う程に手の届かないものとなり

いつか消えてしまう


それが怖くていつも自分の中にこもって前へ踏み出せずにいるのに

気づくと目の前にあり

また幻想の様に私の前から消えていく


失う辛さは 出会った奇跡より大切なものだろうか



構われたいけど構われ過ぎはうっとおしくなる


放っておいてほしいけど放っとかれ過ぎは寂しくなる


一緒にいたいけど毎日は飽きてくる