昨日私は埼玉県農林総合研究センターの増山富美子食品開発・流通担当部長と一日浦和を回っていました。
もともとは増山さん1人が県庁の各部署を訪れて、埼玉県産の食品やその流れで県産在来大豆もやしの話もする、とのことでした。しかし「在来大豆もやしに絡むことでしたら、私が同行するのが一番」と増山さんにお願いして一緒にあちこち回ったわけです。そして私はクーラーバッグに予め湯がいておいた『在来大豆もやし』と『発芽大豆“彩”』を用意しました。もちろん今日会う方々に“食べてもらうため”です。
それにしても忙しい一日でした。
昼は県産大豆と関わりの深い新聞記者、Uさんと昼食。その後県庁へ赴き、官民連携担当の方と打ち合わせです。まずは大豆もやしと発芽大豆を食べていただいた上で、県産食材とコンビニとの可能性や、あるアジア料理を県産の食材でできないか、という話になりました。その主食となり得るアジア料理は確かに県産の食材で加工ができそうです。私は担当の方に一つ提案をしました。
『この料理には現地ではかならずもやし・・・ブラックマッペがトッピングされます。しかしここは埼玉県です。埼玉の料理になるのですから当然トッピングするのは県産大豆もやしでしょう・・・』
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続いて私たちは、農林部を訪ねます。まず高山農林副部長が快く迎えてくれ、県産大豆普及のためには『物語が必要』と力強くアドバイスしてくれました。そう・・・・今ははっきりと言えないのですが、埼玉県産在来大豆には、埼玉県にとっても財産ともいえる
『大きな物語』
があるのです。増山さんはその物語に大変深く関わって、その物語に突き動かされているように在来大豆の普及に尽力しています。私の活動もその大きな物語の一環でしかありません。
高山副部長の計らいで、隣室の西崎農林部長とも会うことができました。5月に森田としかず県議会議員と共に面会した 以来です。早速発芽大豆“彩”を西崎部長に試食していただきました。
西崎部長、その味と、この色合いに興味をもたれたのかご自身の携帯で写真に収めてました。
ここではこの発芽大豆“彩”と埼玉県の地酒とのコラボレーションについてのお話となりました。
埼玉県には昔から多くの大小の酒蔵があり、そこで醸し出される地酒は地元住民に愛されてきました。私も最近最も愛する酒は、深谷の地酒です。
埼玉県は県産酒米『さけ武蔵』を使っての地酒の普及にも力を注いでいます。私はその地酒の普及に、同じく県産大豆である“彩”が一役買うことが出来れば、と願っているのです・・・。
・・・・後半につづきます。