こんにちは。
昨日のブログで
山本選手と仲がいいと話に上がった
ブルスダー・グラテロル
(グラテローの発音の方が近いです)
を紹介したいと思います。
8月26日1998年生まれ(25歳)
ベネズエラ出身
2014年16歳の時にミネソタ・ツインズと契約
2016年にトミー・ジョン手術
2019年にメジャーデビュー
2020年にトレードでドジャースへ
(この時は前田健太選手とのトレードでした)
165km/hの超速球を投げることから
ニックネームは「バズーカ!」です
MLBには南アメリカからの選手も多く
見込みのある選手は
球団と契約して10代のうちに
単身でアメリカへ渡ります。
グラテローも16歳でアメリカへ渡り
家族と離れた土地で一人
頑張ってきました
そして去年7年ぶりに
初めて母親がベネズエラからアメリカへ
来ることができて
感動の再会を果たしたのです
ベネズエラは政治的な問題で
アメリカへのビザが取得しにくいため
ずっと離れ離れだったのです
グラテローが母親を空港へ迎えに行く様子を
バックステージ・ドジャースという番組で
見たのですが、ハグする場面では
私ももらい泣きしちゃいました
7年間も母親と会えず
自分には成功しか残されていない
という心理的プレッシャーの中で
頑張ってきたグラテロー!
本当に頑張ったね
例えば同じように16歳でメキシコから渡米した
フリオ・ウリアスは
女性へのDVで結局
MLBには戻って来れなくなってしまいました
ドジャースを背負って立つ
素晴らしい投手だったのに!
南アメリカやドミニカ共和国からの
選手は、その家族の生活が
彼らの成功にかかっている場合もあるので
プレッシャーの度合いが
違うのだろうと思います。
日本人選手は日本で成功してから来るケースが
殆どですものね。
そして早くに家族と離れることで起こる
弊害もあるんじゃないかな?
ウリアスのように心が病んでしまうことだって
あるのかもしれません。
そんなことを考えながら
グラテローを見ると
本当に良く頑張った!
偉いぞ!(何故か上から目線?)
って大きな声で応援したくなります
母親に奥さんと赤ちゃんも紹介できて
本当に良かった
グラテローのお母さんは元ソフトボール選手
だったそうで
始球式で彼女が投げた球に
みんなびっくり
グラテローは母親譲りの肩なんだな
母親の前で初めて三者凡退に抑えた時に
グラテローが母親に向かって
手を上げた姿は
ファンの涙を誘いましたよ
残念ながら今季は肩の故障で
まだ投げられないのですが
1日も早い復活を
願っています!
今年も頑張れグラテロー