こんにちは。
今日は野球ネタではなく
独り言です。。
NYでも公開になっている
Perfect Days
を見てきました。
知り合いの人が何人もSNSで
「良かった」と言っていたので
楽しみにしていたのですが
期待に違わず、本当に良い映画でした
こう言った日々の中に
小さな幸せを感じる心とか
どんな仕事でも
自分のできる最高の仕事をする
という精神性の高さって
日本的だなと感じます
そして木漏れ日の光
一瞬一瞬で変わる美しさを
見逃さない
見終わった後
涙を拭いていたら
なんと横で彼も泣いていました
(アメリカ人でも分かるんだ)
最後の役所広司さんの表情
彼の心に何が去来したのかな?
私は自分の人生を愛おしいと思う
気持ちじゃないかなと思います。
いろんな過去、捨ててきたもの、
もう会えない人たち、
心を昂揚させたり
落ち着かせたりしてくれる音楽。
そして自然の織りなす美しさ。
嬉しかったことも辛かったことも
もうダメだと思ったことも
そう言った全てを含めて
自分の人生が愛おしくなる瞬間って
あるのです。
実は私はここのところ
そんな瞬間がよくあります
若い頃は毎日生きるのに
精一杯でそんな風に思えなかったけど
多分、歳をとってくると
終わりの時間のことも考えるから
そんな気持ちになるのかもしれません。
昨日も書いたけど
みんな生きていれば色々あります。
でも過ぎてみると
あんなに大変だったのに
懐かしく思い出すんですよね。
あと、役所さんのキャラクターが
私の姉を思い出させるのです
姉は新潟の実家で
今は一人で暮らしていて
本を読んだり、好きな音楽を聴いたり
仕事も真面目。
そして時々一人で山登りに行って
写真をLINEで送ってくれます。
決してインスタ映えはしないけど
満ち足りているんだなと
思うのです
役所さんの役柄は木が好きだったけど
私も木が大好き
セントラル・パークには
私の木と呼んでいる木があります。