こんにちは。

 

ニューヨークで過ごす年末年始。

年が明けると、2日からは全く通常営業なので

日本のような気持ちを新たにすると言うような

新鮮さに欠けます(私だけかもしれないけど)

 

うちはお節もパーティーもなく

彼と二人でメキシカンを食べて年超え。

何年か前、奮発してお節を頼んだのだけど

アメリカ人の彼には今ひとつウケが悪く

私一人で食べる感じになったので

もう頼むのは辞めちゃいましたショボーン

 

もう20年以上日本での年越しを経験していないので

年末は懐かしさと、異国にいる寂しさで

なんとなく落ち込んでしまいます。

でも私の両親はもう他界したので、

戻っても昔のような年越しは

できないのだけど泣

 

とは言え

年が明けて、

ドジャースのサイトを見ていたら

山本選手と一緒に彼のトレーニングコーチの

矢田修コーチも採用したとのこと。

 

野球選手は怪我がつきもので、

投手ともなると

本当に故障が多くなります。

ドジャースも去年は多くの投手の故障に

泣かされました。

 

矢田先生(と呼ばれているのですね)

のトレーニング方法は独特で

呼吸法やヨガも取り入れているとのこと。

山本選手が大きな故障なく2023年を終えたのも

矢田先生の力が大きいと絶賛していました。

 

ドジャースは選手の育成に

ものすごく力を入れていることで有名です。

素晴らしいコーチ陣が揃って

データー分析チームもあって

色んな角度から選手をサポートするのです。

 

特にピッチングコーチのマーク・プライアーは

その育成力に定評があります。

彼にコーチしてもらいたくて

わざわざ他を蹴ってドジャースに来る選手もいるほどです。

マーク・プライアーコーチ

 

タイラー・アンダーソン選手もその一人。

2022年のFAでは他球団が

ドジャースよりも多い金額のオファーをしたにも関わらず

マーク・プライアーから学びたいと

ドジャースに1年契約で来ました。

 

その前は少し低迷気味だったらしいのですが

コーチのおお陰か

2022年はドジャースの一員として

活躍してくれました。

彼は速球がすごい訳ではないのですが

球のコントロールに優れていて

ストライクゾーンをフルに使って

まるでペイントする(という表現を英語では使います)

かのように、投げたいところにしっかり投げます。

毎日投球日記を自分でつけているんだそうです。

 

ピッチャーは強気で感情を出す選手も多い中

彼は落ち着いた感じで好きな選手でしたが

2023年にはエンジェルスに

FAで行ってしまいました。えーん

 

こうやって低迷気味の選手を

安値(という言い方もなんですが)

で獲得して、優れたコーチ陣とデータ分析のもと

彼らをより良い状態に再生するのが

ドジャースの素晴らしいところです!

投手ではないですが

Max Muncy, Chris Tayler, Justin Turner(red soxに行ってしまったけど)

などがその代表例です。

 

今でも十分選手育成には

力を入れているのですが

そこに日本の谷田先生という

また少し違うアプローチで育成に

関わってくれる人が増えると

他の選手にもきっといい刺激に

なるし、

ピッチャーは故障しにくくなる身体作り

を学べるかもしれません。

 

大谷選手もチームを選ぶ際

長期にわたって勝つために

選手育成の環境と

マイナーリーグの選手たち(プロスペクト)

がどれだけ充実しているかを

重視しているとの話でした。

 

ドジャースはその点

MLB内でも一番と言われるほど

選手育成に力を入れていて

プロスペクト達も大事に大事に育てています。

 

開幕がますます楽しみになってきましたラブラブ