古いカセットコーダーのリペアが面白かったので沼にはまり始めています。



 最初にハードオフで手に入れた1台の1,200円を除き他は1,000円以下で購入したものです。最安は575円(送料込み)です。

 手に入れると最初に電池を入れて動きを確認します。殆んどは動きません😆 1,200円で買った物は動きましたが、再生音が蚊の鳴くような音量でした。

 動かない物は殆んどがゴムベルトが原因の様で、最悪のはベトベトに溶けて周りを汚しているケースでした。古いゴムベルトを取り除き、新たにベルトをつけてやるとカセットテープの走行が可能になります。



 テープ走行が可となればヘッド、キャプスタン、ピンチローラー等をきれいにして再生してみます。

 再生が上手くいけば一応満足していますが、これが最適なのかは?です。(音量が低いなどの場合には基板と睨めっこして部品交換の長丁場となる。)


 回転ムラ(ワウ・フラッター)やヘッドの傾き(アジマス)がどうなの?


 そこでパソコンで作った信号(サイン波)をカセットデッキに録音。その録音テープをリペアしたカセットコーダーで再生し、その再生音をパソコンに入れて確認してみました。



 テスト用のテープは未使用のものがいい様なので手持ちの未開封のテープを探すと



 昔ダイソーで買った日立マクセルのUL-60(H)が1本あるのみ。60分(片道30分)も必要ないので家電量販店でUR10(片道5分)を買ってきました。


 maxellブランドですが製造・販売は電響社となってます。


 お店にはこのUR以外に HIDISCブランドのテープが置かれてました。(HIDISCは磁気研究所と言う日本の会社のブランド)


 カセットデッキとカセットコーダーにテープを入れてしばらくウォーミングアップさせておいて、カセットデッキでパソコンソフトWaveGeneで作ったサイン波を録音し、そのテープをカセットコーダーで再生させた。

 カセットコーダーで再生した信号をパソコンに取り込んでWow & Flutter Meter で確認してみると


 Wowがワオ🤯です。一桁違うのでは?と思うくらいになってました。


 テスト用のテープを録音したカセットデッキの信頼性は疑問だらけで、そのデッキで作ったテープでのテストですが…


 テープに録音時のワウ・フラッターとテープを再生時のワウ・フラッターが合算されてますけど、これは酷いのかも。


 まず、テスト用のテープを作るためのまともなレコーダーが必要だ。


 カセットデッキで検索したらTEACで製造しているんですね。→ 買えんけど!