令和5年6月2日(金)、令和5年6月定例会が開会しました。6月定例会は予算・決算特別委員会がないため通例期間は短く2週間程度で閉会します。6月1日付神奈川新聞は以下の様に報じています。

 

二宮 ■あす開会、補正予算案など提出へ

二宮町議会第2回定例会は6月2日、開会する。町は2023年度一般会計補正予算案など19議案を提出する。会期は13日までの12日間。主な日程は次の通り。

▷2日=本会議(議案提出など)

▷5日=常任委員会

▷8,9日=本会議(一般質問)

▷13日=同(採択など)

 

 詳しい日程は以下の通りです。

 

 議会初日に議論が白熱すると思われていたのは、「令和5年度二宮町一般会計補正予算(第3号)」です。実際に「(仮称)富士見が丘公会堂整備事業」を巡る継続費補正、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の使途、廃止を前提として報道されている「町民温水プール施設管理運営事業」等を巡り、白熱した質疑が展開されましたが、可決しています。

 

今定例会での台風の目?

 そうした中で、台風の目となり得るのは今定例会において総務建設経済常任委員会に付託されることになった以下2つの陳情ではないでしょうか。

 

陳情第2号 携帯基地局から電磁波の強さについて見直しを求める陳情

陳情第3号 携帯基地局設置について設置・変更手続き条例の制定を求める陳情

 

 毎回の定例会に先立ち議会運営員会において請願及び陳情の取扱いが審議されます。その多くは「町民による切実なる訴え」ではなく「政党のプロパガンダ」色の強いものであるといった印象があり私は残念なのですが、上記2つの陳情は何れも「町民による切実なる訴え」と言える陳情です。

 

 この問題を巡り、昨年4月に最初の陳情がありました。この陳情が一連の動きの発端になっています。

 

 

 その後の経緯に関しましたは、本ブログでお伝えしています。

 

 

また、自身活動報告(Vol.15 令和4年11月発行)でもお伝えしているので、併せまして確認ください。

 

 

今後の展開

 この問題を巡りましては、私は今後大きな問題に発展する可能性があると考えています。その意味で、ご都合のつく方におかれましては、6月5日の総務建設経済常任委員会の傍聴にいらしていただくことをお勧めします。私も引き続き、発信してまいります。