領収書は手書き派?感熱紙派? | 夢を叶える『商い』を応援する税理士のブログ

領収書は手書き派?感熱紙派?

さいたま市浦和区で税理士を営んでいます

松崎哲也です。


今日は「領収書は手書き派?感熱紙派?」です。


村西社長「最近、しばらく前に使った領収書を確認しようと

   思ったら、印字がすごく薄くなっているんだけど

   これ、いずれ消えますよね。

   そうなると、残しておいても意味がないの?」


医者「そうですね。

   全くの白い紙になってしまうと、何が何だか

   分かりませんから、残しておいても意味がない

   と言う事になってしまいますよね」


村西社長「でも、元々あったのだからねぇ・・・」


医者「その場合はあらかじめコピーをとっておくのが

   いいと思いますよ。

   それか、いつも手書きで書いてもらう領収書を

   いただくかですね」


村西社長「みんながコスト削減と言う事はいいけれど、

   結局コピーしないといけないのでは、エコとは

   言えないよね」


医者「おっしゃる通りです。

   結局はコピーしなおすのでは、意味がないですよね。


   いずれはスキャナでデジタル媒体でとっておけばいい

   と言うように変わらないと保管する場所の問題もあるし

   検討すべきですよね。


   ただ、その場合にデジタルになじんでいる人と馴染んでいない人

   で違いが出てしまうという事もあるので、やっていないのかも

   しれませんね」


村西社長「改ざんの可能性もあるから、ダメなのかね?」


医者「それもあるかもしれません。

   いずれにしても証拠は分かるものでないと証拠にならないですよね。

   事業用として出費をする場合にはできるだけ手書きの領収書を

   いただくようにするといいと思います」


村西社長「現段階ではそうするしかないのかな?

   後で整理するのは面倒だから、こまめにやっておかないとね」


医者「こまめにやる事が一番時間がかからずに

   できる事ですから。

   忘れる前に、その場、その時に処理してしまう事が大切です」


村西社長「あとはなるべく現金を使わないように、法人カードを使う事か・・・。

   あるいは通販等を使って、請求書が来たら、振り込むようにすれば

   いいわけだな。


   あまり細かいと何に使ったかを忘れるけど、カードや振込などで一覧

   できれば、良くわかるしいいよね」


医者「そんな小さなことの積み重ねから、コスト意識は生まれますよね。


   それに極力通帳での入出金をしておけば、通帳自体が資金繰り表に

   なりますから、なるべく使っていきましょう!

   私も注意していきたいと思います」


証拠として立証するには時代と逆行するという事をやるという事は

納得できない感じはしますが、今のできる範囲で

やれる事をやっておく必要があると思います。


証拠は第三者が作成した者が信憑性が高いので、

いかにして第三者に記載してもらうのかを

考えておく必要があると思います。