起業家は『継続』が大事 | 夢を叶える『商い』を応援する税理士のブログ

起業家は『継続』が大事

さいたま市浦和区で税理士を営んでいます

松崎哲也です。


今日は「起業家は『継続』が大事」です。


村西社長「やっと起業までの過程が終わりまで近付きました。


   あとは実際にお客様が来るのを待っているだけなのですが、

   どうしても不安がぬぐえないのです。


   起業のために公的機関から借り入れをし、従業員も入れ

   全て揃っているのですが・・・」


医者「そうですね。誰でも不安はぬぐえないものです。

   社長さんで不安がないという方がいたら、

   ちょっと危ないですよね。


   今売れている商品もサービスもずっと続いて売れるとは

   限りません。


   だから、不安を持って当たり前ですし、それでいいと思うのです。

   ただ、ものには限度がありますので、

   過度に不安を持ちすぎるとよくないので、

   ある程度にしておきましょう」


村西社長「でもそれじゃ、不安が軽くならないですよ」


医者「確かにそうですね。

   実際にお客様に喜ばれなければ実感はわかないですよね。


   そして喜ばれるだけではなくて、喜んでいただいた報酬である

   お金を頂かないとより実感できないですよね」


村西社長「そうなんですよ。

   やはり月によって収入にばらつきがあると返済できるのかな?

   って思いますもん」


医者「まず仕事を「継続する仕事」か「一時的な仕事」かに分けてみましょう。

   社長さんの事業の内、中核になるものは「継続する仕事」でしょうか?」


村西社長「うちは来てもらってナンボで、毎月来てくれるとは思うのですが

   ずっとコンスタントというわけではないでしょうね」


医者「そうすると、不安をのぞいて安定した経営にするには、

   継続してきていただく仕組みを作ればいいという事になりますよね。


   何回も来たいと思う仕事にするにはどうしたらいいのか?


   お客様のニーズはそれぞれなのではっきりとは言えませんが、

   社長さんが来ていただきたい方に何回も来たいと思ってもらうには

   どうしたらいいのか?


   しかもお金をなるべくかけないで、と考えると不安は少しずつ減るかも

   しれません」


村西社長「同じ目に見えないものなら、不安に着目するより、

   以下に喜ばれるかに着目した方がいいという事ですね。


   それに一回だけという氣持ちではなく、継続してきていただくには

   どうしたらいいのかを考えてみます」


医者「事業は続いていくものですから、

   コツコツとコンスタントに継続して行きましょう。


   社長さんの事業がより良いものであるなら

   なおさら続けて行かないといけないですよね」


不安はいくら見ても不安にしかなりません。

数字はありのままの現実を教えてくれます。


数字を踏まえた上で、不安ではなく、どうしたいのか

に着目する。


事業を続けていく上で、大切なことかもしれません。