機器の故障で昨年7月から中断している横浜環状南線の桂台トンネル工事の掘削作業が2月中旬までに再開する見通しとなりました。

 原因はシールドマシン前面のカッターを回転させるカッターモーターの組み立て時に過剰な締付けによりボルトが変形し、掘進作業によってボ ルトが破断したもので、NEXCO東日本は故障した部品を交換し今月中旬までに再開のめどが立ったということです。

 また部品交換にとどまらず、

❶カッターモーター組立時の手順見直し (ボルト締付け管理の追加)

❷ボルトの増設及びゆるみ止めの強化

❸振動センサーによる異常時監視の強化を実施します。

 合わせて2025年度の開通時期への影響については精査するとのことで、安全を最優先して工事を進めるとしています。