久しぶりに更新します。

祖父の戦争の記録はすべて投稿しました。

お墓参りができないのですが、やはりお彼岸は、祖父母を思い出し、感謝のきもちが浮かびますし、手を合わせなければと感じます。


昔の人は皆そうだったのでしょうが祖母はお彼岸におはぎを作っていました。


毎日仏壇、神棚、お地蔵様にお水や炊きたてのごはんを欠かさず、ご先祖にお参りしたら、必ず守ってくれるとささやくように私に語りかける祖母でした。


祖父はダイニングキッチンに置かれた椅子の定位置で、座って自分の食べたい間食をよくしていました。ドライフルーツやトーストしたパン、祖母はおにぎりやさつまいもをいつでもつまめるようにテーブルに欠かさず用意しており、私には 「じいちゃんはアメリカ軍の捕虜になったときにドライフルーツや缶詰など美味しいものをたくさん知ったから舌が肥えてばあちゃんは大変たい」祖父を立てつつ私につぶやいていました。



祖父が美味しそうに、茹で栗を食べていたのも、ふかしたてのさつまいもを祖母が、からいもうまかよ、とキッチンテーブルに置いていたのも多分今思えば秋のこの時期。


時々、もう一度会って話をしてみたくなります。


コロナ禍という時代、しっかり乗り越えていけるように見守って下さい。