昔のことをふと思い出しました。


中学2年生の時の、最初の遠足。


お昼ご飯の時間になった時、

私は一緒に弁当を食べる相手がいませんでした。


周りを見渡せば、みんな誰かと一緒に食べています。


私は一人で食べること自体が嫌だったわけではありません。


でも、周りにはたくさん人がいる。


そんな中で一人でいる自分を想像した時、少し寂しさを感じました。


そこで私は、1年生の時に友達だった、違うクラスの友達のところへ向かいました。


今でも覚えています。


けっこう歩いたことを。


「一緒に食べる人を探していたんだな」と、今なら思います。


でも当時の私は、別のことも気にしていました。


「友達はいいけど、友達の友達からしたら『なんだこいつ』って思われたんじゃないか」


後から同じクラスの人に、


「違うクラスのやつと食べてたな」


と言われたことも覚えています。


相手は何気なく言っただけだったのかもしれません。


でも、その言葉がずっと残っています。


なぜ、こんな昔のことを今でも覚えているんだろう。


そう考えると、たぶん私はその時、


「一人だったこと」よりも、


「自分なりに頑張った行動が、周りからどう見えるのか不安だったこと」


が苦しかったのかもしれません。


私は昔から、不器用でした。


周りの人が自然にできることが、うまくできない。


みんなと同じように振る舞えない。


「普通」に合わせようとして、自分らしさを出せなくなる。


そんな経験を何度もしてきました。


でも、今振り返ると、不器用だったからこそ気づけたこともあります。


人は、ただ「一人になりたい」わけではない。


本当は誰かとつながりたい。


でも、その方法が分からなかったり、自分のやり方に自信が持てなかったりする人がいる。


そんな人が安心していられる場所を作りたい。


「自分が感じてきた孤独を、同じように感じている人に味わってほしくない」


これが、私がキャリア支援をしたいと思った理由の一つなのかもしれません。


過去の自分に言うなら、


「その時、友達のところへ歩いて行ったことは間違ってなかったよ」


と伝えたいです。


もし今でも覚えている小さな出来事があるなら、


そこにはあなたが大切にしてきた想いが隠れているのかもしれません。


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