前編では、「営業に向いていない」と思っていた私が、過去の経験から違う学びをしていたことについて書きました。
そして、もう一つ気づいたことがありました。
それは「人と関わることが苦手だ」と思っていた私が、
なぜかずっと人と関わる仕事を選んでいたということです。
よく考えると、不思議です。
人と関わることが苦手なら、人と関わらない仕事を選べばよかった。
そういう仕事があることも知っていました。
でも、私は一度もそこを選びませんでした。
・簿記を教えること
・行政書士試験対策を教えること
・キャリアコンサルタントを目指したこと
どれも、人と関わる仕事です。
以前の私は、
「自分の能力を活かせる仕事だから選んでいる」
と思っていました。
もちろん、それは間違いではありません。
でも、最近は少し違う見方をしています。
私は自分が思っている以上に、
人のことが好きだったのかもしれない。
・人の話を聞くこと
・その人の悩みや迷いに寄り添うこと
・その人が前に進むきっかけを一緒に探すこと
振り返ってみると、私はずっとそこに惹かれていたのだと思います。
「能力を活かしたい」
という気持ちの奥には、
「人と関わりたい」
という、自分でも気づいていなかった思いがあったのかもしれません。
大隈重信の言葉に、
「よく学び、よく行え」
というものがあります。
「よく」は「たくさん」という意味で使われることが多いですが、
私は最近、この「よく」を「正しく」と捉えてもいいのではないかと思っています。
過去の経験から学ぶことは大切です。
でも、その経験から何を学ぶのか。
その学びは本当に自分を理解するものなのか。
そこを考えることが大切なのだと思います。
過去の経験は、自分を縛るものではありません。
正しく学ぶことで、自分が進む方向を教えてくれるものになる。
私は今回の経験から、そんなことに気づきました。
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