私は以前、会社員時代の経験から、


「私は営業に向いていない」


と思っていました。


実際、営業の仕事は苦手でした。


人に提案すること。

断られること。

数字を追うこと。


どれも自分には向いていないと思っていました。


そして、いつの間にか私は、


「私は人と関わる仕事には向いていない」


と思うようになっていました。



そんな私ですが、その後、個人事業主になりました。


そこで一つの壁にぶつかります。


個人事業主にとって、営業は避けて通れないということです。


自分の商品やサービスを知ってもらうこと。


必要としている人に届けること。


そのためには、自分から動く必要があります。


私は、


「営業が苦手なのに、営業が必要な働き方を選ぶ」


という、なかなかの沼にはまっていました🤣


今振り返ると、


「あれ?自分で自分を難しい場所に置いてたぞ🤣」


と思います。



でも、ある時ふと思いました。


本当に私は営業に向いていないのだろうか?


私が経験したのは、


「一つの会社の、一つの営業スタイル」


だけです。


それなのに私は、


「営業そのものが向いていない」

「人と関わる仕事が向いていない」


と、自分自身に大きな結論を出していました。



もちろん、過去の経験から学ぶことは大切です。


失敗した経験。

苦しかった経験。

つらかった経験。


そこには、これからの自分を助けるヒントがあります。


でも、大切なのは、


その経験から何を学ぶか


です。


私の場合、本当に学ぶべきだったのは、


「私は営業に向いていない」


ではなく、


「その会社の、その営業方法が自分には合わなかった」


ということだったのかもしれません。



一つの経験だけで、


「自分はこういう人間だ」


と決めつけてしまうことがあります。


でも、それは本当に正しいのでしょうか。


過去の経験は、自分を縛るものではありません。


その経験から何を受け取るのか。


どう意味づけるのか。


そこによって、過去の経験は自分を苦しめるものにも、自分を助けてくれるものにもなる。


私は今回の経験から、


過去の経験から「正しく」学ぶことの大切さを知りました。



(後編へ続く)