プレイヤーズは予選落ちに終わりましたが、NHK BS 中継の細川プロが「松山選手の手首はもうご心配無く、と飯田トレーナーが言っていました。」とレポート。これは朗報でした。ドライバーの飛距離も伸び、ドライビングアキュラシーは2日目に全体 1位を記録。今後につながる2日間。
ゴルフチャンネルのライブフロム。2日目より抜粋↓↓↓
松山: 後半やっとアイアンの距離感が合ってきて、チャンスが増えましたが遅かったですね。徐々に徐々に良くなっているものを次に活かしていけるように頑張っていきたいと思います。
レックス: 不安材料が無くなり始めてるんじゃ無いでしょうか?
松山: まあそうなんですけど、何で今のショットはまっすぐ行ったんだろう、何でいい感触で打てたんだろうとか、そういう裏付けがまだ無いので、それが判明したのなら繋がっていくんですが。後半パットも入ったんですがたまたまというか。でもショットに関してはそういうのは無くなりつつあるので、楽しみだなという感じです。
レックス: という事はメジャーもこれからラインアップしてきますし、自分の経験値を上げていけば、やれるという感じですかね。
松山: そうですね。良いフィーリングがずっと無かったのが出始めているので、でも結果が全てなので、しっかり結果に繋げていける様に。来週のバイロンネルソンにも出ようと思っています。それまで少し時間があいたので、良い調整が出来るとプラスに考え頑張りたいと思います。
レックス: 今日のバック9はバーディー4つですもんね。
松山: そうですね。この流れを次にも活かしていけるようにしたいと思います。
ー2日目は後半4バーディーで69。初日の79が残念でした。結果が大事とは言っても、良いショットやミスショットの原因をしっかり究明していかなければならないのは大変です。しかし怪我が癒えたのも、調子が上向きなのも良いニュースでしたし、初日より2日目の方が良かったというのは、次に向け前向きになれるんじゃないでしょうか。
ー今週松山選手のドライビングアキュラシーは1位
レックス:今週月曜から松山選手と話していて、ドライバーがいいんだという事を強調してましたね。持ち球もフェード系からドロー系が気持ち良く打てるようになってるというのが心地よいみたいですよね。今まで松山選手はどちらかと言うとアイアンが得意な選手というイメージがあったかもしれないんですが、今回はドライバー、3W、3アイアン、この3つは良いものがありました。
－今回得意だったアイアンが足を引っ張ったと言われてますが、どうでしょう。2日目には立て直しできたんでしょうか。
レックス：初日に比べ距離感はだいぶ良くなってきたとは思います。勿論スイングを微妙に調整しているという事もあるので、ドライバーとアイアンの組み合わせが、まだ松山選手が本当に意図する組み合わせが見つかってないのかも知れません。全てのゲームで松山選手はこの新しいショットパターンを試みているところですから、自分の経験値がまだ無いんですよね。その経験値の無さが今回のスコアに反映されたんじゃないかなと思います。
－17番は2日とも池
レックス: 実はそこに行く前の16番セカンドで2日間ともミスしてるんですよ。初日は結果的にスコアを落し、今日はバーディーを獲れず、今週得意のドライバーが炸裂してど真ん中を捉えていても、そこからスコアを伸ばせなかった。それが結果的に17番のミスショットの引き金になったんじゃないかと僕は思います。
－バック9で4バーディーのきっかけは？
レックス: ハーフターンして10番のセカンドをピタッとつけてバーディーを獲り、そこから乗ってきましたね。実はスタートしてからかなりのバーディーチャンスを外し続けて17番があったんです。今回一緒に回っていたリードやラームと松山選手のゴルフの内容を比べたら全然見劣りしない、逆にいい位なんです。それが結果に現れないのがゴルフの難しい所だとは思うんですが、何が作用しているかといえばそのショットパターンのコントロールをまだ把握していないのが、ミスに繋がっていく、スコアを落とす原因になったと思います。たたショットのクオリティは凄いものがあった。
－ここからの松山選手に期待するものは？
レックス: 今のショットのクオリティの中での経験値を積むことによって、色々な対策が出来る。ある意味時間の問題だと思います。これだけ良いボールストライキングをしても成績が出ないというのがあとちょっと続くかも知れないですが、スマートな松山選手は今から積む経験値を必ず結果に繋げていくと思います。今回予選落ちしても松山選手はそこまで気落ちしていないと思いますね。
－残念と思ったけど力が沸いてきましたね。
レックス: 週末のプレーを見たかった。それだけ内容が良かったんですよ。でも先々必ず結果を出してくれると思います。
更に松山選手が水曜日にピート・コーウェンコーチから受けたアドバイスについて詳しい情報も。↓↓↓
レックス: ピート・コーウェンと話す機会があったんですが、松山選手は悪くなると少しクラブが遅れて入って、寝はじめてくるのをちょっとアドバイスしたという事で、その動きを試合前日ずっと調整していました。初日スタートしてからも、スタートホールのセカンドで早速そのクラブの使い方を実践、凄く良い音がして、ビタっと付けていいスタートを切ったんですけどね。流れが悪くなってしまいましたが、ショット自体は悪くなかったと思いますよ。
松山選手は今週AT&T バイロンネルソンに初参戦を決定。大会公式でも注目されていました。徐々に上向いてきているこのいい流れが次に繋がるといいですね！
AT&T Byron Nelson@attbyronnelson
Hideki Matsuyama officially joins the #attbyronnelson field!Matsuyama currently sits at #9 in the world rankings. https://t.co/IjbRmWuO6l
2018年05月12日 07:08