空気は澄んで空や遠くの山は蒼く、近くの紅葉は美しく、暑すぎず寒すぎず、
過去に想いを馳せるには、うってつけの日でした。
壮大な献花台の上には、
エジプト旅行時の破顔の稲盛先生のお写真。
隣の部屋には略歴をはじめ、ご著書やフィロソフィなどの言葉が、パネルになって飾られていました。
稲盛和夫先生との出会いは、大阪公演にお越しくださったことと、その翌年の先生プレゼンツの鹿児島公演…
つい先日、そのとき書いた稲盛先生へのお手紙の下書きが偶然出てきて、あの公演やそれにまつわるいろいろな想い出や感動がよみがえってきたばかりでした。
善のおもいの連鎖…
いつだって全力疾走で、寝ても覚めても探求し続ける、純粋で熱い心…、
その温かさをしみじみと感じる会でした。
先日、大阪公演が終わって一呼吸して、
大切なことを思い出し、これからの生き方やあり方の指標となるような、とても有り難く価値ある1日となりました。
稲盛先生のご著書はこの本をはじめ、いくつか教室にも置いています。
稲盛先生の言葉は、
バレエに没頭しているとき…、
礼拝でお祈りするときのような、
澄んで清らかな、温かく優しい気持ちになれるので大好きです。
稲盛和夫先生のご冥福を、心よりお祈りします。