す 昨日はノジマ電気新入社員に対して、姿勢にまつわるテーマを1時間話した。参加者の年齢は18〜22歳。
歳をとると「若いんだから何だって出来るよ」と、つい言ってしまいがちだが、若い頃は自分は若いなんて思っていないし、経験がないので右も左も分からない。
若いなりに悩んでいて、希望より不安の方が大きかったりもする。
だから、「皆さんの未来は光り輝いています」なんて適当(?)な事を言いたくない。
頑張れよ!と声を掛けるよりも、悩んでいたら頑張り方や考え方をアドバイスしてあげたい。
生きていくのは、なかなかしんどいもの。そうじゃない?年齢や地位に関係なく。
忙しない世の中を健康に暮らしてもらうための知識とスキルを実践形式で紹介した。
身体の感覚に意識を傾け、疲労や痛みを放置しないことが大切。自分をちゃんと労われない人は、やがて他人を労わるゆとりが失われていく。
そうならない為に先ずは、自分のコンディションを維持する術を身につけること。
辛いときこそ人を思い遣ることで、その辛さが軽くなることも伝えた。
姿勢は人の心を映す鏡。
姿勢が変われば志勢もかわる。その逆も然り。
激しく頷きながら傾聴する若者たちも見ていて、「どうか幸せになってね」と願う。