taxi | 伊藤和磨オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 タクシーの拾い方に人柄が表れる。
 
 自分よりも先にタクシーを待っている人を見つけたら、その人がタクシーを拾うまで手を挙げない。最低限のマナーだと思う。

 でも、そんなことお構いなしで、先に待っている人よりも手前に立ち、平然とタクシーを拾う人がいる。
 または、物陰に隠れるようにして、こっそりタクシーを拾う人もいる。

目前でタクシーを拾い、伏し目がちに目の前を通過していく人。 
 スマホに視線を落として、こちらの視線を躱す人。

ビジネスの世界では、そんな事ばかり。
人を押し退け、踏み越えていくような人間がよろしくやっている。

 まぁいいさ、自分は自分。
気を取り直して、次のタクシーを待っていると、全然こないときもある。
 やがて時間がなくなり、用事を諦めることになる。

  そんなとき、向こう側の人間になった方が、生き方として楽なんだろうなと、一瞬思うこともある。
 今の世の中、道理や筋を大切にしながら生きると、落胆することが多い。
  
  けれども、自分の行いは良きにつけ悪しきにつけ、自分の中に記録される。それは後から改竄できない。
振り返って苦々しく思うのは嫌だから、自分らしくありたい。

損して徳する。
つまり、損することなどない。

そう信じて、今日も頑張る。