変化 | 伊藤和磨オフィシャルブログ Powered by Ameba

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 車で4時間かけていらした新患さん。
愁訴は、右の臀部とふくらはぎの痛みと痺れ。
足底の感覚が、ほぼ麻痺しているためバランスを保てない。地元の病院では、腰椎椎間関節症と診断される。

 上の画像は、右足底と下腿にアプローチして、膝関節の屈曲拘縮を改善させた後のもの。
 施術前は、右足底 が機能不全を起こして膝が伸びず、左脚に荷重していた。
 ご本人は、消失していた踵の感覚が復活したと言う。

 今回は立ち方、座り方、椅子から立ち上がるときの動作フォームをアドバイスした。
 次回のセッションのときに、果たしてどうなっているかな。

 以前、著名な先生の講義に参加したとき、スクリーンに高校生の投手のピッチングを動画で流していた。
「皆さんは、いくつ問題をみつけられますか?私なら32箇所の問題を見つけられる」と仰った。
 
それを聴いて?と思った。
 問題の数がいくつあるか指摘できることよりも、32箇所の問題がどこから始まっているか、1〜3つくらいの指摘で全て解消できることに価値がある。

 体の繋がりを回復させるとき、要素還元的なアプローチでは遠回りになる。
 鍵は脳神経に隠されており、インプットする感覚情報によって扉が開かれる。
 そのとき、嬉しい変化が起きるのだ。