NIGOさん | 伊藤和磨オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今日は、NIGOさんのオフィスで御本人との対談があった。

最近、とみに露出が増えているNIGOさんだが、昨年一年間は「仕込みの時期」だったとそうだ。
寿司のネタもそうだが、手間をかけて仕込みをしたものは長持ちする。
 この時代、露出し続けていないと、直ぐに忘れ去られてしまうという不安や恐怖心を、どのタレント、アーティストも抱えていることだろう。
 しかし、そのプレッシャーに負けて「安売り」「叩き売り」をすれば、本人自身が薄まってしまい、やがて消滅することになる。
 NIGOさんの場合はDJをやったり、こつこつとツアーを継続したりしながら、またブログやインスタグラムで、自分の存在を大人しくアピールしつつ、来るべき日に備えていたそうだ。
そして、今年は色々な方面で、仕込んだものが開花しているという。

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どんなバックグラウンドがあって感性が磨かれたのか、他の対談者には質問していない、生い立ちなどにも触れてみた。
チェッカーズのファンで、それが様々な方面でプラスに作用したことなのど、意外な話が沢山聞けた。

アトリエを持つほど、大のコレクターであるNIGOさんに、今最も欲しいもの、興味があるものを尋ねたら、「生活です」と答えられた。
へー。。。生活ですか。
ここにきて、地に足がついた感があるという。
若かりし頃から、手にしたお金は全て使ってしまうくらい、やりたい事は全てやり通してきたNIGOさんの言葉には、全く気負いがなく、とてもシンプルだが、その分だけ説得力と重みがある。
失敗とも思っていないが、失敗しても直ぐに立ち直るそうだ。
失敗の経験を積んだ人は、立ち直りが早いと言う。

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屈強なイメージを売りにしている海外アーティスたちと、これまで数多く仕事をされてきたが、NIGOさんにとって、本当の意味のタフさとは、どんな事を指すのか聞いてみた。

「小さな事をコツコツと続けることだと思います。同じことを繰り返すことかな」

この言葉に、自分は打たれた。
それもタフさか。。。なるほど。。深い。

結局、地道にやるのが一番強いわけだ。
光が当たっている時間は、ほんのひと時で、それ以外は地味な作業の積み重ねしかない。

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「崩すことが自分のスタイル」というNIGOさんだが、しっかりと基本を抑えたうえで崩すのであって、基盤がしっかりとしていなければ、全く違ったことになってしまう。
「型がないのと、型破りは違う」と。

楽しすぎて、大幅に時間オーバーになってしまったが、自分にとっては大変気づきが多く、大切な事を確認できたhappyな時間だった。