深夜にテレビをつけたら、『君に届け』という映画がちょうど始まるところで、多部未華子さんが主演ということで観てみた。
原作が少女漫画でして、聞いたことはあったんだけど、観ようと思っていなかったのね。
ありふれたラブストーリー、ではあるんだけど、それがもう、とてもとても純粋で。
美しく澄んでいて、なんでもないようなところでも泣けてくる始末。
止めどなくあふれる涙に、自分でも驚いた(笑)
今思うと、青春の、もう二度と戻ることはできないあの頃を、自然と思い返していたのだと思う。
友情と、恋愛と、怖いものなんかなんにもなかった10代。
ただ今を、若いなりに必死に生きていたあの頃。
後悔なんてないし、戻りたいとも思わないけど、あの頃はあの頃で美しかったんだなって思えた。
キュンキュンしっぱなしの映画も、たまには良い。
多部未華子さん、三浦春馬さん、とても素敵でした。