9月ももうすぐ終わろうとしています。今年のイベント関係は、1月8日(月)に高校サッカーを観に国立競技場に行き、1月末にはアンダーライブの無券参戦でぴあアリーナ(横浜市)に行き、2月下旬からはJリーグの試合を毎月観に行くようになりましたが、あっという間に9月下旬です。気づけば、今年ももう3か月しかありません。

 さて、9月14日(土)はFC東京対名古屋グランパス戦を観に国立競技場に行ってきました。今年のFC東京は、ホームゲーム19試合のうち4月の浦和戦・鹿島戦、及び7月の新潟戦を国立競技場で開催しましたが、いずれもFC東京が2得点を奪い勝利しています。何なら、改築後の国立競技場では2020年ルヴァンカップ決勝からここまで、昨年の神戸戦が引き分けだった以外はすべて勝利しています。通算9勝1引き分け。ここまで来たら、勝たないわけにはいきません。

 試合前に京王線新宿駅にて放映されていた宣伝動画でも、「国立負け無し」と相性の良さを強調しています。

 加えて対戦相手の名古屋も、永井謙佑選手や内田宅哉選手などFC東京に所属経験のある選手が多く、何なら長谷川健太監督は2018年から2021年の途中までFC東京で指揮を執っていました(2019年にリーグ2位に、2020年にルヴァンカップ優勝に導いた監督である)。そのような意味でも負けられません。

 

 国立競技場には15時半過ぎに着きました。この時点で、既に両チームのサポーターでごった返していました。

 この試合限定のフォトスポットです。「東京国立」の4文字が大きく書かれています。

 

 グッズ販売の列にも、「東京国立」のバナーが掲げられていました。

 

 今回は1層目のバックスタンド側で観戦します。国立競技場でのJリーグの試合で、1層目の席から観戦するのははじめてです。

 

 この試合を担当するセサル・ラモス主審は、「審判交流プログラム」の一環で来日しているメキシコの審判員です。

 

 続いて名古屋グランパスのスタメン発表です。内田選手と永井選手、そして長谷川監督の名前が呼ばれると、FC東京サポーターから拍手が起こりました。

 

 名古屋のスタメン発表が終わると場内は暗転。

 

 FC東京の煽り映像に合わせて、青と赤のスポットライトが場内を照らします。

 

 煽り映像の終盤で、屋根から花火が打ち上げられました。

 花火の時に綺麗に撮影できないのが悩みです。

 

 スタメン発表に合わせて花火が打ち上げられます。

 

 選手入場。

 

 この試合では、日本サッカー協会の「JFA リスペクト・フェアプレーデイズ」に合わせて両チームのキャプテンによるフェアプレー宣言が行われました。この取り組みは毎年9月中旬~下旬のJリーグで行われています。

 

 両チームが円陣を組みます。FC東京はこの試合限定で黒の3rdユニフォームを着用。

 

 前半キックオフ。

 

 前半13分、今季初先発の東慶悟選手が先制点を奪います。

 

 前半31分、ディエゴ オリヴェイラ選手がPKを決め2点目を奪います。

 

 2対0で前半終了。FC東京は国立競技場でのすべての試合で2得点を獲っています(唯一引き分けだった2023年の神戸戦も2対2)が、今回は早くも前半終了時点で2点を奪っています。

 

 ハーフタイムには「=LOVE」のミニライブが開催されました。

 

 =LOVEも、3rdユニフォームを着用しています。また、メインスタンドには=LOVEのファンと思わしき方々も大勢いました(もちろんFC東京・名古屋両チームのサポーターにも兼=LOVEファンが結構いた)。

 

 ミニライブの最中には、東京ドロンパと東京ガスのマスコットキャラクターたちが場内を一周していました。

 

 後半キックオフ。

 

 後半20分、高宇洋選手が移籍後初ゴールを決めます。

 

 国立競技場では初の3点目です。

 

 この試合には55866人が来場しました。

 

 後半36分には仲川輝人選手が4点目を奪います。アウェイ広島戦では試合終了後に涙を流していた仲川選手。そこからの国立競技場での試合で自ら4点目を奪う、非常にかっこいい男です。

 また通常なら、FC東京はゴール後に『東京ブギウギ』のチャントを歌っていますが、この時は仲川選手のチャントを歌っていました。

 

 喜んだのも束の間、後半40分には名古屋に1点を返されます。

 

 しかし失点を1に留め試合終了。4対1でFC東京が勝利しました。国立競技場で4点を奪い勝利するのは初めてです。

 

 ヒーローインタビューには、東慶悟選手が登場しました。

 

 2か月ぶりの勝利に、選手もサポーターも大喜びです。

 

 今季FC東京は国立競技場で4回ホームゲームを開催しましたが、すべて勝利で締めくくりました。しかし今年は11月にも、町田とのアウェイゲームを国立競技場で戦います。初の国立アウェイゲームですが、好調の町田相手に勝つしかありません。

 また9月28日は同じく国立競技場で開催される清水対横浜FC戦を観戦する予定の他、10月は湘南対広島戦、11月はルヴァンカップ決勝・町田対FC東京戦・浦和対広島戦・磐田対FC東京戦、そして12月の最終節はFC東京対C大阪戦を観戦する予定です。Jリーグも今年は残り2か月ほどですが、最後まで楽しみます。