こんにちは、松下 まさよです。
女性の創業や就労のご相談を多くいただくことから創業・ベンチャー支援センター埼玉と女性キャリアセンターを視察し、女性を取り巻く環境や現状、取り組み等についてレクを受けました。
両施設ともに、北与野や、さいたま新都心が最寄り駅となっています。
まず、創業・ベンチャー支援センター埼玉から。
創業・ベンチャー支援センター埼玉では、これから創業を考えている方から創業後の経営改善(概ね5年)まで、伴走支援しています。
創業支援アドバイザーを14名配置し、アイデアのブラッシュアップや事業計画作成や融資書類作成アドバイスから起業後のフォローアップまで、ワンストップで支援しています。(女性創業アドバイザーは4名、女性創業支援スタッフ2名です。)
令和5年度の女性からの起業相談は1,855件(男性1,653件)で、実際に起業した女性は158名(男性147名)。はじめて女性が男性を上回りました。
気軽に相談できる相手がほしいという悩みに対しては、女性起業家同士がともに働きながら交流できるインキュベーション施設「COCOオフィス」を運営するとともに、先輩起業家との交流会なども行っています。
そして、一番の課題となる資金調達に関しては、税理士など専門家によるアドバイスや創業支援アドバイザーが融資書類の作成アドバイスを行うなど多くの実績があります。また、女性を対象としたビジネスプランコンテスト「サイタマ スマイル ウーマンピッチ」の受賞者と県内金融機関等との交流の場を設けるなど、創業への道筋を確かなものとする支援をしています。
令和4年11月にスタートアップ育成5か年計画が作成され、女性にとっても創業がキャリア形成上の有望かつ現実的な選択肢となり、女性起業家によるイノベーション創出が進むよう有機的な起業支援を行うことが求められています。
そのような中、創業・ベンチャー支援センター埼玉は、一気通貫の伴走型ワンストップサービスが充実している施設です。
関心がある方や一歩踏み出したい方、創業間もない方は是非足を運んでいただけたらと思います。
埼玉県担当課職員の方々、創業・ベンチャー支援センター埼玉の皆様方、大変お世話になりありがとうございました。