長男は実家に里帰りして出産したのですが、初めての育児にかなり神経質になっていました。
急遽、空気清浄機を買ったり、起きちゃうから赤ちゃんに近づかないで!と父に怒ったり。
3時間起きにおっぱいをあげなくては!!と、かたくなにそのルールを守ろうと時間に縛られたり。
夜中に覚醒する長男。
なんで寝ないのかーー?
なんで母である私が寝かしつけられないのかーー?
自分を責めてばかり。
夜が来るのが本当に憂鬱で怖かったです。
今思えば、あんなにピリピリしなくてもぜーんぜん子供は育つのに、両親も巻き込んで悪いことしたなーと。
一カ月検診が終わり都内の自宅に戻った初日から、不思議と長男は夜もよく眠るようになり色々なことがぐんと楽になった。
でも、なぜか得体の知れない不安に常に襲われていた。
なんとなく部屋に幽閉されてる感があって、息が詰まる…。
シャワーが顔にかかるのも不快で、夜眠れない。
待望の赤ちゃんが産まれて、しかもよく眠る。
はたから見れば幸せ絶頂のはずなのに!
何が不安なのか自分でもわからない状態だった。
ガサツで体育会系の私でもあんな沈んだ気持ちになるなんて!
軽い産後鬱だったのかなぁー。
そんな時、区の育児相談が保健所で行われてるのを知った。
外に出て誰かと話したい!
でも8月の夏真っ盛り、まだ生後2ヶ月の長男を連れ出すのはかなり悩んだ。
しかも、まだ抱っこ紐もベビーカーも初心者で扱いに慣れてなかったし。
時間ギリギリまで迷いに迷い、結局抱っこ紐、ベビーカーのフル装備で外に出た!
荷物多笑。
時間ギリギリだったのでタクシーに乗る。
ベビーカーをたたんでトランクに入れてくれた運転手さんの優しさにじーん。
保健所につくと同じ感じのママ達がいっぱい。
なんだか人がたくさんいる!
それだけで救われた気分だった笑。
同じ時期に出産した元同僚も偶然いて、そこからママ友を紹介してもらったりして
あれよあれよと交友関係は広まっていき、鬱々とした気持ちはすっかり晴れていきました。
今思えば、あの日思い立って外出して良かった。
汗だくになったし、緊張感半端なかったけど、やっぱり行動するって大事。
わー、何だか長文になっちゃったし、普段の私からは想像つかない暗い内容笑。
今思えばあの暗い気持ちは何だったんだろー?って思うけど、出産って人生において良い意味でも悪い意味でも色々な経験ができる一大イベントなんだなと実感しました。