午前4時に連絡してくる女がいる。 | 松嶋初音 公式ブログ『松嶋す。』 Powered by アメブロ

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はじめに伝えておくが、昨日のタイトルのことはすっかり忘れて頂いてかまわない。

もちろん間に受ける人はいないとは思っていたが、想像よりも突っ込みが多かったので一応書き記しておくことにする。このブログは私というゴミクソヘドロが具現化したような人間が腐臭漂わせながら、さらにはキーボードをべちゃべちゃにしながら個人的なデトックスよろしく書きなぐった文章しか掲載する予定はないし今後それは強化される方向にあるということを今一度胸に刻んでほしい。

キーボードをべちゃべちゃにしながら、という、何故私は「べちゃべちゃ」なのかということについて、親切なので教えてあげようと思うが、端的に言えば「汗」である。

私はこのブログを主に風呂で書いている。帰宅して風呂を掃除し、湯を張る。風呂蓋を半分だけ閉めてそこをテーブル代わりにしてパソコンをおいてパチパチとキーボードを叩くのだ。こうして文章を書くと何がいいかというと、まず第一にあったかい。そしてその次に汗をかくことにより代謝が上がる。さらには汗をかくという行為と文字を書くという行為で心なしか韻を踏めていることもあってより気持ち良さが増している。

これは一つの石をぶん投げたら二羽の鳥が落ちてきて「Oh ! Kill two birds with one stone ! 」と言ったイギリス人もびっくりであろう。そんなことよりこの発言をしたイギリス人はなんとはなしに発したこの言葉が世界をまたぎにまたいで果ては日本に伝わり日本のことわざなんじゃないかぐらいの勢いで使われていることも含めると一石百鳥ぐらいな感じがしないでもないし、それでもまだ足りないような気がするがどうであろうか。

イギリス人の話はもういいんだけども。

昨日のブログタイトルに話を戻すが、
「カブトムシがインターホンに止まっていた時の対処法」
という、こんなにもピンポイントな情報ってあるだろうか。そしてもし万が一そういった状況下にいる人がいたとしてその時まず何を思うのだろうか。このsns至上の世の中においてはiPhoneでパシャりと写真を撮って「夏の始まり☆」とか書いて「いいね!」を荒稼ぎするほどの余裕がありそうな気がする。すごくする。

また、この話においてそれがセミだった時のことを考えてみてほしい。セミは想像以上に虫である。カブトムシは少しプラスチックっぽくてフィギュア感がある。つるりとした上翅にツンと飛び出たツノ。掴めと言われればさすがにやや躊躇するがやつらは滅多なことでは飛ばない。どうぶつの森でこそビュンビュン飛んでいくが、現実のカブトムシはよっぽどのことがない限り飛ばないという認識を持っているがそれは違うのであろうか。

正解がわからないまま話を進めるが、この「飛ぶ・飛ばない」という話において「私は滅多なことじゃ飛びませんよ」という、そこの確かめ合いがある程度なされていると私は思っているので、近場にある棒でつんと押せばコロリと地面に落ちそうなものである。これでカブトムシに対する対処は終了である。だが、セミはそうはいかない。

やつらの警戒心はとてつもない。触ってもいない、少しだけ、ほんの少しだけ私の影が当たっただけでやつらはなんの迷いもなしに「飛ぶ」という選択をする。しかも大体のインターホンゼミは弱っている。ということは低空飛行であるということだ。おお、なんとおぞましいことか。全国にたくさんいるであろうセミ好きの人には大変申し訳ない。だが、私はもうセミの思考回路がいよいよわからないのだ。

やつらは飛び立った後のことを全く考えちゃいない。一人で勝手に人影に恐れおののき、飛んだはいいものの体力もさほどなく、着地したら失敗して裏返り「ビャビャビャビャビャビャ」と爆音を出しながら「私困ってます!」と必死のアピールである。一体何がしたいというのであろうか。こちらはこの間一歩も動いていないことがほとんどだ。

セミは勝手に近寄り勝手にテンパり勝手に泣きわめく。
これは人間でいう「彼氏と喧嘩した深夜4時友達に死ぬかもと連絡した挙句、同時進行で彼氏と仲直りしてケロリ」タイプの女性とほぼ同じである。

私はその手の女性に出会ったことはないが、もし自分の友人にその手のパターンを踏んでくる女性がいたらその人のことは「インターホンゼミ」と呼んでいいと思っている。私が許す。もしそれがなにかのきっかけで本人にバレて喧嘩になったとしても責任は取らないのでご了承ください。

ここで汗の限界なのでおわりにする。
また駄文である。

おわり。

まつしませみね