してしまった
松嶋です。
初音怪談の感想コメント読んでて、本当に嬉しくて涙が出た。
今まで本当に誰にも言ってなかったし、隠してきてた事を一冊の本にすることが出来て、しかも涙流してくれた人までいる。
前書きにも書いた通り、私の半分はお兄ちゃんです。
初音怪談発売して、改めて初音怪談を読んで、久しぶりにお兄ちゃんが隣にいるような感覚があった。
良かったなあ
そう言ってる気がした。
ほとんどの見える力を抑えられてる私はそばにいるお兄ちゃんを見ることも感じる事もできない。
どんな人なのか、どんな風に笑うのか、知らないのに、いつもそばにいて、小言を吐くお兄ちゃん。
たまに声が聞こえたり、夢に出てきたり
でもそれがお兄ちゃんだっていうのは目が覚めてから『もしかして』と思う程度。
お兄ちゃんは私を良く守る。
けど、私はお兄ちゃんに何もしてあげれないし、何も言えない。
何もない空間に向かって
『いつもありがとう』
と言うことしか出来ない。
でもそれは端から見れば頭のおかしい奴で。
人に嘘うそウソと言われ、私は傷ついて言った相手は人を否定した事に何の違和感も持たずケラケラ笑う。
自分がされる時の事なんてこれっぽっちも考えちゃいない
でも今は本という形になって、少しでも信じてくれる人がいて嬉しい。
幸せですすごく。
ありがとう、本当に。