挨拶だけが会話の代わりになる | 18歳の新聞奨学生奮闘記✏️

18歳の新聞奨学生奮闘記✏️

18歳で専門学校と新聞配達のために上京した志衣(shii)。新聞奨学生の先輩とのルームシェアや職場の事件、ほっこりする街の人々との関わりなど。当時書いていた1年間の日記️

4月13日 21:32

■おはよう



今日、日経新聞の男の子は

先輩と配っていた。


明らかにいつもより表情が暗かった。

私もあんな顔するなあ…。


いつもなら向こうから挨拶してくれるのに

今日はしてくれなかった。


「おはようございます!」

だから私からした。

誰かと交わす挨拶が私の走る活力だから。



最近はいろんな人に

挨拶できるようになった。




消防署の人はいつでも優しくてかっこいい。


いい香りの蕎麦屋のおじさんはいつでも

「ご苦労様!」と元気いっぱい。


北京料理屋のお兄さんは

大きな声に満面の笑み。


日経新聞のお兄さんたちは

みんなイケメンで礼儀正しいし、


産経新聞のお兄さんは

いろいろ話しかけてくれる。

どのコンビニのお兄さんも優しいし


マンションのおばあちゃんたちも

いつも声をかけてくれる。



産婦人科の看護師さんの笑顔はかわいいし

赤ちゃんもかわいい。




そりゃあ時々「遅い!」って

怒られちゃうけど…。


でも誰かと言葉が交わせることが

とても嬉しい。


もっとたくさんの人に出会いたい。