あれから

早いもので、もう６年ですね。

神戸や新潟も絶対に忘れてはなりませんが、あまりにも衝撃が大きすぎました。

今日は東日本大震災から６年でした。

専門学校時代の同期の地元が岩手という事もあり、日にちを敢えてずらして毎年伺ってました

『あれ、今年も来たのかえ(笑)』

皆様、気さくな笑顔で迎えてくれます。

『勿論ですよ。お母さんとお父さんは、お変わりないですか？』

こんな感じで、やり取りをしています。

皆様は本当に強いです。逆境さえも笑い飛ばして、寧ろ私達を気遣って下さいます。

変わらない日常を過ごせることに感謝の念が絶えません。

やっと気持ちの区切りがつきそうで

東京もお盆が過ぎて一区切りがつきそうです


長年私と苦楽を供にした箱入り娘が四月の下旬に旅立ってから、抜け殻の様な日々をただ繰り返すだけでした





最期まで、苦しさや弱音を吐かず、ただただ静かに眠って行きました








ここ数年は忙しさにかまけて寝に帰るだけで、撫でてあげる事すら省略してしまって・・・


随分と淋しかったでしょう


『辛かったのよ』『苦しいよ』


私を責めて欲しかった


勝手な自己満足かもしれません


段々と固く冷たくなる小さな身体


ついには私の後悔と祈りが天命に敗れました


あれから約三ヶ月・・・


いつも通る公園にシルバーのアメショのミックスが一人で佇んでいて・・・


明日も居てくれるかな

新天地と古巣

今年に入ってから二ヶ所の治療院にて勤務をしています

鍼灸の専門学校で同級生だった友人のコネ？を頼りに潜り込んだ完全実費の鍼灸院

学生時代に見習い？？をしていた古巣の鍼灸整骨院


前者はアクティブなタイプが好む、活気が溢れる都内随一のM区

後者は代々に渡り穏やかな皆様が多い老舗住宅街が多数のM区

どちらも人間性を磨き、治療の技術を上げて行くのに日々適しております

しかも徒歩かバイクか自転車、その日の朝の気分や天候で通勤手段を選べる

何とも言えない幸福ですよ

但、楽なことは少ないです

当たり前ですが、患者様の健康を預り管理します

費用対効果の面や、目に見える結果や納得の行く状態にならないと・・・

目に見える圧力？と無言のプレッシャー

何とか気持ちが折れず、期待に応えられます様に・・・

ただただ休みの前夜は、アルコールが進んでしまいます