まつさかママカフェ 子育てコラム

まつさかママカフェ 子育てコラム

三重県松阪市で、「まつさかママカフェ」のウェブサイトの運営コラムです。

一年中演劇をしている成川です。
ちゃんとした公演からボランティアまで幅広く活動していて
年間どれくらいやってるんだろうと4月から今までの記憶を辿ると
7~8本やってて「頑張ってるじゃん」と自画自賛してしまいました。
 
他にも、ブンカの交流館で朗読教室(講師・佐門紋)の
お手伝いしていたり
劇団Mainと長期間じっくり作品づくりに関わっていたり
定期でやらせてもらってる津市美里図書館のお話し会に加えて
今年からイオン津南での月1定期お話し会が始まったり
オーディションに落ちたり選考に落ちたり
実現しなかった企画があったり
知り合いのliveで演劇コラボしたり
三重文化会館主催事業の、三重演劇ラボ2019に参加したり
もちろん松阪市市民活動センターの仕事も!
でも、ま、演劇だらけですね(笑)

その中で自分がライフワークにしたい仕事が
「演劇ワークショップ」です
これは数年前に三重県文化会館の事業
「ミエ・アート・ラボ」という研修を受ける機会があり
これは教育の場にアートを!がコンセプトの研修でした。
その中の一つに「演劇ワークショップ」があり
演劇に関わることならなんでもしてみたい時期だったので
仕事にしようとかあまり考えずに受講したのです
(他にも音楽と写真がありましたが悩むことなく演劇を選びますよね)
その時の講師が世田谷パブリックシアターから依頼を受けて
演劇ワークショップ講師をしている方で
演劇百貨店所属の役者さんでした。
 
まぁこのワークショップが面白くて面白くて!
演劇ってこういう風に使えるんだ!と価値観がガラガラっと変わりました
そして思ったのが

「自分が子どもの頃にも出会いたかった」
 
ミエ・アート・ラボはワークショッププログラムを制作する人材を育てる事業でしたので
アートラボが終わっても研修として文化会館の中の「フレンテみえ」にお世話になることができました。
 
それから3年、数は少ないですが小学生を対象としたワークショップを開催させてもらえる団体にも恵まれ
やればやるほどもっと沢山の子どもに「演劇ワークショップ」を体験して欲しいと実感します。
 
「演劇」と「演劇ワークショップ」は全く別物です。
よく聞かれるのが「芝居をするの?」「セリフとかいえない…」「恥ずかしい…」
 
うんうん、そうですよね
芝居をするってなったら不安ですよね
でも先ほども書きましたが
「演劇」と「演劇ワークショップ」は別物なんです。
自分が感じるのは、演劇は作品創りで、演劇ワークショップは演劇をツールとした「人間関係つくり」だと思っています。

演劇に必要な、人との距離感、それぞれの表現の擦り合わせ、そこから生まれる対話と創造する一体感
人と強制的に関わるんですよ、演劇って。
まず相手を知る。そしてどうやって受け入れるか…自分の考えを話し合う、実際にやってみる。
やってみるとなんだかんだで人間関係ってつくれちゃうのが不思議で面白いところなんですけど
まずそんな強制的に関わることってあんまりないじゃないですか
そしてここが大事なところで表現には
 
「正解がない」
 
自分が「こう」だと思ったら「そう」なんです。
いろんな人の「こうだ」と自分の「こうだ」が化学反応を起こして一つの表現になる。
その過程では喧嘩もあるし、仲間内での分裂もあります。

けど、それでいいんです
人が集まって話し合えば当たり前なんです
それをなんだかんだして発表まで促すのが私たちファシリテーターの仕事だと思ってます
そこに至るまでの階段を積み上げるためにプログラムがあって
強制や命令ではなく、どうやればなんとかなるのかの知恵の使い方を
教えるのが役目なのかなって思ってます。
多分、やり方にも正解はなくて自分の出来ることを増やしていくしかないんですけどね…
 
ストーリーを考えるのが得意な子
絵を描くのが得意な子
アイデアを出すのが得意な子
自分の視点で考えることが出来る子
意見をまとめるのが出来る子
やってみよう!で行動できる子
やりたくはないけど「これならやる」と妥協点をみつける子
 
ぜーんぶひっくるめて
「オッケー!面白いよ!それでいこう!」
 
となれる楽しさは演劇ならではかな、と感じます。
私の話しよりサイトを見て貰った方がわかりやすいので参考にしてください。
〇世田谷パブリックシアター
https://setagaya-pt.jp/workshop_lecture
 
それではまた!
 
 
なり☆プロ 成川千穂