森川美穂さん ~好きなアーティストの話~ | 微分・積分・やな気分の○○な話

森川美穂さん ~好きなアーティストの話~

『突然ですが退学します♪』


「??? 『退学』って聞こえたけど、コレ、アイドルの歌だよな??」


1985年当時放送されていた「FMヤングスタジオ」というアイドルの曲をかけまくる番組で、初めてこの曲を聴いたときに僕が思ったことです。

その時はまだこの曲のタイトルも歌手の名前も知りませんでした。



『バカヤロー!てめぇ、ふざけんじゃねぞ!』


「??? このヒト、アイドル歌手だよな??」


1986年頃、たまたま聴いた東海ラジオの「森川美穂の青春放送局」、ラジオから聞こえてきたのはこんな乱暴な言葉でした。



そんなきっかけで知った森川美穂さん、当初は歌手としてではなく、ラジオのパーソナリティとして興味を持ったのでした。


しかし「青春放送局」を毎週聴いているうちに、この番組は単に乱暴な発言を売りにしているんじゃなくて、リスナーからのハガキに真剣に答えたり、鋭く突っ込んだり、大笑いしたりする美穂さんにリスナーが集まっているということに気づきました。


そうして毎週番組を聴いているうちに、今度は歌手としての美穂さんにも興味を持つようになりました。

このブログの始めに書いたデビュー曲の「教室」、初めて「青春放送局」を聴いたときによく流れていた「姫様ズーム・イン」、番組にハガキを書くようになりはじめた頃によく流れていた「プライド」。

アイドルの曲といえば大概はキャピキャピ恋愛ソング(?)と相場が決まっていましたが、美穂さんの場合は何かしらのメッセージ性を持つ曲が多いのも他のアイドルとは異なるところでした。


「プライド」の次にリリースされた曲が「Be Free」。

作詞は美穂さんではないのですが、美穂さんの思いを作詞家の麻生圭子さんに伝えて詞にしてもらったと聞いたことがあります。

いろいろ悩んだり迷ったりしたとき、励ましたりアドバイスしたりすることはできるけど、どうするのか決めるのも、実際に行動するのも結局は自分。自分が信じたように動くしかしかたがないんだ。

そんな美穂さんらしいメッセージが込められた曲です。

僕が大好きな曲であり、これぞ「ザ・森川美穂」と言っても過言ではない曲ではないでしょうか?



・・・と、森川美穂さんについての思いを1985年から1988年の春頃までざっくり振り返ってみました。美穂さんについては、その間のことで書き足りていないことやその後のこともまた書きたいと思っています。


今回はこの辺で☆