子どもをとりまく保育園や小学校の先生に対して親がモヤモヤした話シリーズ

前回の話はこちら

たま子が1年生の時の一学期の話。

学童に迎えに行って、一緒に帰ろうとしたら、ビニール袋に何か葉っぱみたいのを入れたのを持ってる。
何か聞いたら、「朝顔の芽…お友達にあげても良いし、おうちに持って帰っても良いって先生が言ったの」
でもどう見ても芽じゃなくて、葉っぱをちぎったもの。
「これ、うちで植えても何にもならないよ。たまちゃん、朝顔の芽が出なかったの?」と聞いてみる。
あたし自身1年生だった時、夏休みの宿題の朝顔の観察で、一輪も咲かずに困った記憶があるので。
今となっては、ちゃんと水をやってなかったからとしか言いようがないんだけど。
でも、親になった今、低学年の宿題は親に責任があると思うので、しみじみうちの親は若干毒親で、あたしは放置子だったんだなーと思う。

毒親、放置子系もシリーズ化し始めたんだけど、複数リブログする方法が分からず…。
興味があったら過去記事読んで下さい🙇‍♀️

さてさて、たま子の朝顔の話に戻ります。
私「たまちゃんは朝顔の芽が出なかったの?」
た「出たけど…」
私「ん?けど?」
た「1個しか出なかったの」
私「そっかー。だから、芽じゃなくて葉っぱ持って帰ろうと思ったの?」
た「うん…」
私「(慰めようとして)お母さんが1年生の時はね…」
た「あのね!」
私「うん?」
た「今日ね、生活の授業でマビキをしたの」
私「間引き?」
た「うん。みんなね、種を6個植えたの。それでね、芽を3個にするのがマビキなんだって。」
私「へぇ。」
た「それでね、4個以上芽が出てる子は2個以下の子に分けてあげましょうって先生が言ったの。」
私「うんうん」
た「でも、誰も芽くれなかった…」
私「え?なんで?」
た「分かんない…」
私「誰に頼んだの?保育園同じなAちゃんは?」
た「Aちゃんは芽が2個しか出てないから頼めなかった」
(色々あって、Aちゃんにじょうろ用ペットボトルあげたのはたま子っていうかあたしなので余計イラッ)
私「そうなんだ…」
た「Bちゃんに言ったらね、最初は良いって言ってくれたのに、やっぱり残り4個になっちゃったからダメだって…」
(4個なら1個くれよとイラッ)
私「そうだったの」
た「それで、先生に芽が1個しかないって言ったらね、1個あるんだから良いでしょって言われたの。それで葉っぱ持って帰ってきたんだよ」
私「……はぁ?💢」

いや…
1年生の話ですよね?
先生、もうちょっと寄り添ってもらえませんかね?
「松本さんが芽が1個しか出てなくて困ってます。4個よりたくさん芽がある人は松本さんに譲ってあげて下さい」って、その場で声かけしてくれよ。

…と、ここまでを兄に愚痴ったら、
たま子のために、兄が朝顔の種をアマゾンで送ってくれた。
CMみたいに素敵だな、オイ。
マジで、
「朝顔の芽が出なくて悲しむ女の子」→「それを気にする母親」→「突然届く朝顔の種」→「喜ぶ女の子」→「母娘で朝顔の種を植える」
で、絵コンテ浮かぶ。

そんな訳で、兄がくれた朝顔の種を絵コンテよろしく植えて育てる。
芽が出て来た頃、
たま子が芽が1つだけなことを気にしてるから家でも育て始めたこと、
家で育てた芽を学校の鉢に植え替えても良いかを担任の先生に連絡帳で聞いてみたら
「たくさん芽が出た子は少ししか芽が出てない子に分けてあげるように指導したのですがね…。家庭のものを使っても構いません。」と返ってきた。
イラッ
過保護でモンペかも知れないが、あんたがちゃんと指導しないからたま子が泣いてたんですけど?と腹立つ。
平日休みの日があったので、たま子を学童に迎えに行った時に2つベランダで育てた芽を持ってって植えた。
他の子よりも成長は遅いけど、これで無事たま子の芽も3つになった。

正直、その前にAちゃんにペットボトルあげてたり、
他の子にも工作で使う空き箱をあげたりしてるたま子(ていうか、あたし)。
あたし自身が放置子で、こーいう授業で使うものを自分だけ持ってないのって本当に惨めで辛かったから。
だから、たま子に余った芽をくれないクラスの子全員をやや憎んだ。
それでも、たま子を学童に迎えに行ったら「今日はお母さんに絶対見て欲しいものがあるんだよ!」と言って、
連れてかれたら
「お母さん見て!Cちゃんの朝顔が一番に咲いたんだよ!お母さんに絶対見せたかったの❤」と言われちゃあねぇ…

うちの子マジ天使😇
って思っちゃうよ


夏休み明け、登校班とクラス同じ子の朝顔が全枯れしてて、ツタもなくて。本当にただの土。
本当は、ツタも二学期の授業で使うから、全枯れはヤバイんだけど…
でも、この子、たま子に朝顔の芽くれなかったんだよね…と思っちゃってね。
たま子の朝顔は、他の子よりも植えた時期が遅れたせいか、ツタがわしゃわしゃ生えてて、心の中でマウント取っちゃうあたし。
あー、あの時たま子に芽くれなかったからねー
罰が当たって全部枯れたのかもねー
(全部心の中の声です。1年生の子どもにそんなこと言いません)

あ、そして今も兄のくれた朝顔はベランダで咲き続けてる。